Podcastは無料英語教材の宝庫 お金をかけずに生きた英語を学ぼう
しかし、楽天やユニクロが英語を社内公用語とするなど、ビジネスシーンでも英語話者の需要は徐々に高まりつつある。このままグローバル化が進めば、いまの20代、30代のビジネスマンは、定年退職までに何回か英語を使わざるを得ない場面に遭遇するはずで、そのとき「苦手だから」「ここは日本なんだから日本語で十分」という言い訳が通用するかどうか、よく考えてみてほしい。
どうせ将来的に英語を勉強しなければならないのなら、始めるのは早い方がいいに決まっている。日本人が苦手とするのはリスニングとスピーキングだ。この2つを学ぶには、英会話教室に通えば手っ取り早いのだが、そんな時間もお金もないという人が多数派だろう。
そこで、まずはネットで無料の教材が多数転がっているリスニングを勉強してみよう。リスニングのもっともお手軽な教材といえば、Podcastだ。購読さえしておけば、iPhoneなどに自動で同期してくれるので、行き帰りの通勤中、毎日新鮮な英語教材に触れることができる。
だが、Podcastにはかなり種類がある。そこで、どれを購読したらいいのかわからないという人のために、オススメのPodcastをチョイスしてみた。
※退屈することなく、生きた英語を学ぶため、英語学習そのものを目的としたPodcastはあえて除外した
1.The CNN Daily (video)
CNNが動画で配信される世界のニュース。5〜10分程度にまとまっており、通勤電車の中で視聴するのにピッタリ。キャスターの英語も聞き取りやすい。
2.CNN News Update
CNNが配信する最新ニュースのヘッドライン(音声のみ)。キャスターの英語がやや早口だが、約2分程度で、世界のニュースがコンパクトにまとめられている。
3.Front Page
The New York Timesが配信する最新ニュース(音声のみ)。キャスターの英語も早すぎることがなく、本エントリーで取り上げた中ではもっとも聞き取りやすい。長さも8分程度とコンパクトだ。毎日の更新でないのが玉にキズ。
4.NewsPod
BBC Radioが配信するニュース番組(音声のみ)。時間が30分ほどあり長いが、キャスターの格調高いイギリス英語を学びたければ必聴だ。
5.Global News
BBC World Serviceが提供する世界のニュース(音声のみ)。時間は30分程度と長く、本エントリーで取り上げた中では、もっともジャーナリスティックで骨太な番組。世界の紛争地域に関するニュースが中心で、現地の人の生の声を多く取り上げているため、ノンネイティブの訛りの強い英語が頻繁に登場する。ノンネイティブのビジネスマンと英語でやりとりする機会が多い人にピッタリ。
6.World Football
BBC World Serviceが提供する世界のサッカーニュース(音声のみ)。キャスター以外の登場人物(選手や元選手)は、ネイティブが多いが、スコットランドやリヴァプール出身の選手は訛りが強く、ある意味ノンネイティブより聞き取りづらい。ただ、サッカー好きの人ならすべて聞き取れなくても連想できる話題が多いので、お堅いニュースが苦手な人が取っ掛かりを掴むためにはいいだろう。週1回配信。
代表的な英語Podcastを紹介してみたが、如何だろうか。英語の勉強をしていなかった人にはややハードルが高いが、これらのPodcastを通勤時にずっと聴いていれば、1ヶ月もすると部分的に聞き取れるようになるはずだ。また、音読やリーディングを組み合わせると、英語力アップがさらに加速するので、意欲のある方はぜひトライしてほしい。
■ITライフハック
■ITライフハック Twitter
■インターネット関連の記事をもっと見る
・アナタの個人情報は大丈夫? Googleに個人情報が送信されるたびに警告してくれるツール「Google-Alarm」
・Webページをクリック一発でPDF変換! 仕事で使える便利なWebサービス
・知らないのはもったいない! 頻出 ネットスラングの意味
・働くオトコのお悩みを解決!投稿サイト「お悩みパンチ」をオープン
PDF実践活用マスター―実用度100%仕事に効くPDF活用術が満載 (INFOREST MOOK)
インフォレスト(2009-12)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る