au VoLTEに対応!4.5インチフルHD液晶搭載のコンパクトハイスペックなAndroidスマホ「AQUOS SERIE mini SHV31」を写真でチェック【レポート】



auの2015年春スマホ「AQUOS SERIE mini SHV31」を写真で紹介!

既報通り、2015年春に発売および開始する予定の新モデル・新サービスを披露する「2015年冬モデル 新商品・新サービス 発表会」を開催し、シャープ製Android 4.4(開発コード名:KitKat)スマートフォン(スマホ)「AQUOS SERIE mini SHV31」(以下、SHV31)を2015年1月下旬に発売すると発表しています。

SHV31はau向けスマートフォンとしての"SERIE mini"としては2014年春モデル「AQUOS PHONE SERIE mini SHL24」(以下、SHL24)から約1年ぶり、2代目のモデルとなっています。

1年ぶりということで、各種スペックが向上し、高速通信サービス「4G LTE」のキャリアアグリゲーション(CA)や「WiMAX 2+」、そして、高音質通話サービス「au VoLTE」にも対応したハイスペックモデルに仕上がっています。

今回は発表会のタッチ&トライコーナーに展示されていたSHV31の試作機をいじくり倒してきましたので、写真でじっくりと紹介したいと思います。

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シャープとしてはお馴染みとなったディスプレイの周囲の縁(フレーム)が非常に狭い「EDGEST(エッジスト)」を採用し、前面から見ると余計なフレームがないデザインとなっています。

フレーム部分の色も本体カラーと同一に仕上げられており、かなりポップな印象を受けます。カラーバリエーションはシアンおよびマゼンタ、ホワイト、ブラックの4色。

本体幅も約63mmと防水対応ながらかなりコンパクトで、シャープのオリジナル機能である本体を握ってさまざまな操作を行うことができる「グリップマジック」も筆者の小さな手でもしっかりと動作してくれました。

ディスプレイは約4.5インチフルHD(1080×1920ドット)TFT液晶で、フロントには約120万画素CMOSサブカメラも搭載されています。

サイズは約124×63×9.9mm(最厚部約10.6mm)、質量は約118g。また、内蔵メモリー(RAM)は2GB、内蔵ストレージは16GB、2.3GHzクアッドコアCPU(Qualcomm製Snapdragon 801「MSM8974AB」)、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.0なども搭載。

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背面はSHL24では光沢感ある塗装でしたが、今回のSHV31はマットな塗装になっており、持った感じではとてもサラサラとしており手触りが良かったです。

また、写真ではわかりづらいかもしれませんが、カラーによってパール粒子の配合具合が違い、光の当たり加減でキラキラと光るのはとてもキレイでした。

バッテリー容量は2120mAhで、連続通話時間が約1040分(VoLTE時)、連続待受時間が約540時間(4G LTEおよびWiMAX 2+時)となっています。おサイフケータイ(Felica)やNFC、赤外線、ワンセグには対応。フルセグは非対応。

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左側の側面にはボリューム(音量上下)ボタンが配置されています。

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右側の側面に電源・画面オフボタンがあります。

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本体上部側面にはSIMカードスロットおよびmicroSDカードスロット(最大128GB)、3.5mmイヤホンマイク端子があります。SIMカードは「au Nano IC Card(VoLTE)」のnanoSIMカードサイズ。

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本体下部側面はmicroUSB端子とストラップホール(穴)となっています。

個人的に嬉しかった点ですが、ストラップホールが通しやすい1本道のタイプになっていること。また、女性に多い複数のストラップを付けることを意識してなのか、ホールが大きめに用意されているのもポイントが高かったです。

さらに、ボリュームボタンが液晶下部のタッチセンサーから物理ボタンに戻ったのも嬉しいです。もちろん、SHL24も小さく持ちやすかったのですが、指が隅から隅まで届く余裕が生まれる反面、誤ってボリュームボタンに触れてしまうことが多かったり、スクリーンショット撮影などがしづらいというデメリットもあったので、細かな点ではありますが、こういった改善はありがたいです。

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続いて売りとされているカメラ機能ですが、モックアップで家の室内から窓の外の風景を撮影するという“リアルタイムHDR”と“NightCatch?”のデモンストレーションも行われていました。

比較対象として展示されていた前モデルのSHL24に比べ、SHV31では室内も風景もくっきりと写っており明るさやホワイトバランスの調整が難しい場面でもしっかりと撮影できる事がわかります。

また、“リアルタイム”と謳うHDR機能ですが、これも撮影中の画面にHDR適用後のくっきりとした色合いで表示してくれるため、撮影後に思っていた色味と違うという事を防げるのは気軽に使えるケータイカメラという点では高く評価したいです。

NTTドコモ向け2015年冬モデルとして販売されている「AQUOS ZETA SH-01G」などに搭載される「光学式手ぶれ補正」が今回は非搭載となっていることについて説明員に聞いたところ「サイズの都合」とのことでしたが、代わりに「AF速度は光学式手ぶれ補正を搭載した機種より速いです!」とのことでした。

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参考展示でいくつかのau +1 collectionから販売予定のアクセサリーも展示されていました。今回はディズニーパスにコラボしたカバーなど、女性をターゲットに捉えたモデルということもあり可愛らしい色、デザインのケースが発売当初より多数ラインナップされるようです。

記事執筆:黒ぽん


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