iPadのケースにもなる!iPadやiPhoneの音楽制作にピッタリな2オクターブキーボードMISELU「C.24 KEYBOARD」を写真で紹介【レビュー】
持ち歩きに便利なスリムキーボードC.24 |
16日よりSoftBank コマース&サービスが販売を開始したMiselu製の「C.24 KEYBOARD」(以下、C.24)は、ワイヤレスでiPadをはじめとするiOSデバイスに接続して鍵盤による音楽演奏が楽しめる周辺機器だ。
今後、Android OSをはじめとする他のデバイスとの接続対応も発表された注目のコンパクトなキーボードとデバイスとなる。C.24はSoftBank SELECTION オンラインショップでの先行販売となっており価格は24,800(税込)だ。さらに先行販売の特典として限定500個にiTunes CARD 3,000円分がプレゼントされる。
音楽好きの友人や子どもの知育などクリスマスのプレゼントにも最適なC.24を今回はレポートしていく。
パッケージはタブレットやノートPCのスリーブケースのようなちょっと風変わりなものだ。
スリーブケースのような物だと思ったのだが、実際にC.24のスリーブケースとなっており持ち運びに使えるスグレモノとなっている。
C.24は折り畳んだ状態は鍵盤がフラットとなる。もちろん押しても鍵盤は動かない。
背面はゴム足ののみのシンプルな形状だ。
両サイドには手の動きを感知する「リボンコントローラー」(透明なパーツ)が搭載されており、左側はオクターブの上下、右側はサスティンペダルのオン・オフとなる。
C.24はiPadのケースとして利用できるが、9.7インチディスプレイ搭載の「iPad Air2」「iPad Air」以前の「iPad(第4世代)」「iPad(第3世代)」「iPad 2」用となるので注意が必要だ。また、iPad 2でMIDI over Bluetooth接続するにはiOS 8が必須となる。
iPad Air2では本体が薄いためロックがかからず、本体サイズが小さいこともあり鍵盤部分がはみ出してしまう。
C.24をキーボードとして使用するには、中央上部のロックスイッチを押して鍵盤をポップアップさせる。
ロックスイッチを押して前方にスライドすると、右下のLEDライトが点灯し電源オンとなる。
フラットだった鍵盤がポップアップし、黒鍵は白鍵よりさらに高い位置に固定される。
鍵盤の上部スペースにはmicroUSBケーブルが収納されている。C.24の充電の他に、カメラコネクションキットを介してUSB MIDI接続も可能となる。
LEDライトの付近にmicroUSBコネクタがある。
C.24とiOSデバイスとのペアリングは驚くほど簡単。App Storeより「KEY」アプリをインストールして起動すると自動的にC.24が認識される。さらにインストール済みアプリケーションからC.24でコントロール可能なアプリのランチャー代わりとしても利用可能だ。
LEDライトはBluetoothのペアリングが完了すると緑色に変化する。
鍵盤のサイズは十分なサイズが確保されており弾きやすい。ベロシティーやアフタータッチ(モノフォニック)にも対応しているので、リアリティーのある演奏が楽しめるだけでは無く打ち込みなどにも重宝する。
使っていて気になったのは、サイドのリボンコントローラーの位置が下過ぎるため反応が鈍いこともあった。また、膝の上で使うと勝手に反応してしまうこともあった。
とはいえ、C.24を使うとiOS向けのシンセサイザーやサンプラー系アプリの音の良さに改めて驚かされ、時間を忘れて様々なアプリを試してしまった。C.24はiPadで作曲をしてみたいという人にオススメしたい周辺機器だ。
記事執筆:mi2_303
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