住んでいる地域の日食を高精度にシミュレートしよう!「金環食2012」【iPhoneアプリ】
非常に正確な時間や高度がわかるアプリです! |
太陽と地球の間を月が横切るために起こる「金環日食」。ついに来週2012年5月21日午前7時頃に見ることができます。金環日食はその名の通り、太陽が金色のリングのようになるのが特徴となります。
今度の21日に起こる金環日食は太平洋側を中心に広範囲で見られるのが特徴となり、次は2030年の北海道を待つしかない(ちなみに前回は1987年秋の沖縄)という非常に珍しい現象なのです。
そこで、今回は当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」で、スマートフォン向けアプリを利用して「金環日食」を楽しめるよう特集していきます!
第一段はiPhone向けアプリの「金環食2012」です。
特徴としては無料アプリにも関わらず、非常に精度の高い予測を手軽に閲覧できるというものがあります。
アプリを機動すると日本の地図が表示されます。赤いラインが金環日食になる部分。画面丈夫には画面中心部をもととした日食具合と、ピークの時間が表示されます。
画面下部の「i」マークをタップすれば、さらに詳しい情報を閲覧することが可能となります。
時間も秒単位となり、高度や方位も表示されます。
画面左下の「△」マークをタップすると、現在位置の詳細マップに切り替わり、現在位置での金環日食情報を閲覧が可能となります。
金環日食の流れを時系列ごとにシミュレートすることもできます。これも位置によって変化する日食状態を忠実に再現します。なお、iPhone 4やiPhone 4SであればAR(拡張現実)機能を利用して実際の風景で日食がどの方角で見られるのかを確認することもできるようになります。
カウントダウン機能では、日食まであと何日か確認ができますので、「あ、いつの間にか日食の日を過ぎていた!」というミスを防げます。
■ 食の方位や時刻を確認するには最適のアプリ
日食アラーム機能や日食の仕組みといった機能が無く、非常にシンプルな構成となっているのですが、逆にシンプルながら日食の時刻や方位、高度に特化したアプリとも言えます。
そのため、何時何分何秒より食が始まり、ピークが何時何分にどの高度でといった予めカメラをセットアップする方にも使いアプリではないでしょうか。
ちょっと観察というよりも、本格的に撮影やその方位にセッティングして自動追跡をさせるデータとしても利用ができそうです。
記事執筆:ホセ(布施 繁樹)
アプリ名:金環食2012
価格:無料
カテゴリ:ナビゲーション
開発者:Yoshikazu Kuramochi (rakusan)
バージョン:1.0.1
条件:iPhone、iPod touch および iPad 互換iOS 4.3 以降が必要
iTunes Store:http://itunes.apple.com/jp/app/id494361500mt=8
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