乱太郎が現れる、広告と連動した初のARアプリ


 7月23日より“こども店長”こと人気子役・加藤清史郎の主演、三池崇史 監督により公開となる実写映画『忍たま乱太郎』(ワーナー・ブラザース配給)。同作の公開に先駆けて7月9日より、映画のポスター、チラシ、雑誌広告、劇場用スタンディー(立て看板)と連動したAR(拡張現実感)アプリが公開されている。映画のポスターなど数多くの媒体と連動したARアプリは、「忍たま乱太郎」公式アプリが初となる。

 従来のARアプリは、商品パッケージや平面媒体広告の中に、特殊なマーカーなど、特定のコードを読み取る必要があるため、広告素材等に加工・修正が必要だった。「忍たま乱太郎」公式アプリでは、Qonceptが開発した最先端のマーカーレス技術(Qoncept AR Engine)を利用することで、広告素材等の認識対象に特別な加工・修正をすることなく、ARコンテンツを楽しむことが可能となっている。

 映画のポスター、チラシ、雑誌広告では、「忍たま乱太郎」公式アプリのカメラ画面を通してみると、乱太郎(加藤清史郎)が現れ、そのまま映画の予告編を視聴することが可能。劇場用スタンディー(立て看板)(アニメイト国内9店舗及び、各劇場に設置)では、手裏剣が飛び交う迫力たっぷりのコンテンツやシャボン玉が飛び出す幻想的なコンテンツが楽しめる。また、時には手裏剣が画面に刺さることもあるとのことで、東京、大阪、名古屋、福岡、札幌の一部地域では、地域にちなんだご当地モノも出現する。

 さらには、映画のキャラクターと一緒に記念撮影をするモード(忍たまフレーム)も用意されており、好きなキャラクターを選んで、自分だけの一枚を残すことができる。

 「忍たま乱太郎」公式アプリは、Androidマーケットから「忍たま乱太郎」で検索して、ダウンロード(無料)することにより、利用可能。対応機種は、Android OS 2.1以上の端末となり、一部機種では正常に動作しないことがある。

「忍たま乱太郎」公式アプリ - Androidマーケット
7月23日公開!映画「忍たま乱太郎」公式サイト

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