CM付き0円国際電話・メディアコールズを考えた二人の人物へのインタビュー【中村祐介の電脳思考-特別掲載】


ブルース株式会社 代表取締役 野澤淳様、取締役 河村寛様
聞き手:中村祐介(株式会社エヌプラスhttp://www.nplus-inc.co.jp/)

中村祐介(以下:中村)お二人がメディアコールズを考えついた経緯を教えてください。

野澤淳(以下:野澤)もともと同じ広告代理店にいたとき、広告の少し外側で何かできないかと二人で話していたんです。
河村寛(以下:河村)仕事が終わって、ジョナサンとかで、プレゼンしあったんですよ。普段、生きていくなかで、もっと、こういうのがあったら絶対いいよねというのを、話しあった。コメントを言ったり、ダメ出ししたり、「いいね」とか「ダメだよ」とか言いあいながら。アイデア100個、出すまで、やり続けたことがあって。
野澤 仕事に疲れたとき、追われたときに、あえてもっと追い込んでみようって。アイデアを毎日1個、出してみようと。週に1回、7個を発表しあったんです。

中村 お二人とも、忙しかったのではないですか?

野澤 ええ、わりと忙しかったです。でも、いいのを持ってこられると、くやしくて、つい頑張っちゃうものですね。
河村 少しずつレベルも上がってくるし。アイデアには、商品企画とかアート的なものとか、公告、キャンペーン企画、Webネットワークを抜本的に変える仕組みとか、身近なものじゃなくて、世界を変えるようなものまでいろいろありました。

中村 モチベーション維持の秘訣を教えてください。

野澤 競争しあうことがいいのかもしれないです。相手を驚かせたいっていう気持ちが、何かを動かすのかも。
河村 話、それますけど、僕らネーミング考えるのも好きで、止まらない。やめっていうまで。夜始めても朝までずーっとやってる。アイデアを言いあうことがやめられない。他の人には考えられない、サガかもしれません(笑)。

中村 アイデアが100個できたときは、どんな感じでしたか?

河村 肉体疲労。マラソンみたいな。

野澤 なんでも100個やってみるもんだなぁって。満足したわけじゃないですけど、100個やると何個かは深堀りできそうなのがあるんです。でも根気が必要でしたね。ある種、戦いだったから…。
河村 プレゼンしあうと、ちょうど2〜3時間。終わるのが、深夜2時くらい。

中村 そこからメディアコールズが誕生したということでしょうか。

河村 100個のなかに、いくつか光るものがありました。ひとつは「メディア〜」っていう切り口でメディア化できるもの、メディアじゃないものをメディア化するっていう。電話とは限らない。消費者がトクをするアイデアを考えていました。

中村 市場がないところで市場を創っていくということでしょうか?

河村 そうですね。別に飛びぬけたアイデアではないんですけど、まだメディア化されてないものもたくさんあるので、そこに目をつけられないかなって。
野澤 すごく素人っぽく言うと、CMのおかげでTVは見られる。だけど、ついつい忘れちゃうんですね、CMのありがたみを。飛ばしてしまうことも多くなったし。でも、よく考えると雑誌でも主な収益は広告費じゃないですか。だから無料の雑誌も成り立っている。電車だって、もし広告費でペイできるなら、もっと運賃を安くできるのかもしれない。広告って本当は役に立ってるのに、気づかなかったり、邪魔者だったりする。広告があって良かったっていうものを作れば、スポンサーにとっても、消費者にとってもいいんじゃないかって思ったんです。

中村 メディアコールズ誕生のきっかけは、そんな中から生まれたわけですね?

河村 はい。KVHというBtoBに強いインフラの会社があるのですが、そこの方と話をした時に、アイデアの話をしたらドンピシャだった。

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