楽天モバイルが新たな基地局を4月1〜15日に全国36都道府県106市区町村で設置!最強プランプロジェクトが進行中も設置ペースはやや落ちる



楽天モバイルが2024年4月1〜15日に設置した基地局リストを公開!

楽天モバイルは24日、同社が移動体通信事業者(MNO)として自社回線(以下、楽天回線)を構築して提供している携帯電話サービス( https://network.mobile.rakuten.co.jp/ )において2023年7月より実施している「Rakuten最強プラン」プロジェクトとして新たに2024年4月1日(月)から4月15日(月)までに全国36都道府県106市区町村で基地局を設置したとお知らせしています。

一方、サービスエリアマップ( https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/ )は新料金プラン「Rakuten最強プラン」の開始に合わせて4Gについては楽天回線エリアとパートナー(au)回線エリアを合わせた「データ高速無制限エリア」として表示するようになっていますが、すでに紹介しているように4G・5Gともに2024年2月13日(火)時点のデータのままとなっています。

なお、楽天回線のみの4Gエリアについてはホームルーターサービス「Rakuten Turbo」で利用できるサービスエリアマップ( https://network.mobile.rakuten.co.jp/internet/turbo/area/ )にて公開されているほか、パートナー(au)回線のサービスエリアマップ( https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/map_partner.html )も個別に公開しています。


楽天モバイルでは楽天回線による正式サービス「Rakuten UN-LIMIT」を2020年4月に開始し、楽天回線エリアにおけるデータ通信は使い放題、専用アプリ「Rakuten Link」での音声通話・SMSも無料で月額3,278円(金額はすべて税込)で使え、さらに何度かアップグレードされて昨年6月から新料金プランのRakuten最強プランに刷新し、パートナー(au)回線エリアも含めて3GB以下なら月額1,078円、20GB以下なら月額2,178円、使い放題で月額3,278円となっています。

なお、Rakuten Linkでの音声通話・SMSはカウントフリーとなっているほか、Rakuten Linkは昨年8月にパソコン(PC)向けデスクトップ版も提供開始されました。またキャリアメールサービス「楽メール」も提供されています。そんなRakuten最強プランの提供開始に合わせてサービスエリアマップが更新され、Rakuten最強プランでは楽天回線だけでなくau回線でも同じ料金となることに伴い、4Gエリアについては楽天回線とau回線の合算表示となっています。


一方、昨年7月より新たに快適な通信環境を提供するために「Rakuten最強プラン」プロジェクトに取り組んでおり、全国各地の楽天モバイル基地局設置情報が市町村単位で公開されて確認可能で、2024年4月1〜15日に全国36都道府県106市区町村で新たな基地局が設置されたとのことです。例えば、東京都でも各地で新たな基地局が設置されていることが示されています。

その他、同社では同一市区町村で基地局設置完了場所・完了日が複数ある場合は最新情報としてまとめて記載しているため、詳細な基地局の場所は不明で、サービスエリアマップの情報更新は後日となり、実際のサービス利用可能エリアはサービスエリアマップで確認するように案内しています。なお、今年1月後半から3月前半までは46〜47都道府県で300〜500市区町村で設置していましたが、3月後半や今回の4月前半では少なくとも市区町村ベースではやや設置ペースが落ちています。

記事執筆:memn0ck


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