第8世代インテルCore搭載でビジネスもプライベートも楽しめる!NECの“軽さは正義”を追求したモバイルPC「LAVIE Hybrid ZERO」を写真と動画で紹介【レポート】



モバイルPCの軽さは正義!第8世代インテルCoreプロセッサーで仕事も趣味も軽快に!

NECパーソナルコンピュータ(以下、NEC PC)が都内にて「新商品発表会」を10月16日に開催し、CPUに第8世代インテルCoreシリーズを搭載する「LAVIE Hybrid ZERO」シリーズの最新モデル「HZ750/LA」および「HZ550/LA」、「HZ500/LA」を発表した。

最新モデルではプロセッサーにHZ750/ZAが「Core i7-8550U」、HZ550/LAおよびHZ500/LAが「Core i5-8250U」を搭載する。この2つのプロセッサーはモバイル向けながら4コア8スレッドで動作するもので、ベースクロックはCore i7-8550Uが1.80GHz、Core i5-8250Uが1.60GHzとやや低めだが、ターボ・ブースト時にはそれぞれ最大4.0GHz、3.40GHzとパフォーマンスが向上する。

もちろん、ターボ・ブーストは特定の条件下で尚かつ冷却がしっかりとしていて初めて効果があるものなので、ギリギリまでサイズダウンしたモバイルPCではこうしたパフォーマンスアップよりもバッテリーの持続時間に直結する省電力で動作する方が重要である。省電力でありながら4コア8スレッドで動作することが進化ポイントと言える。

PC(パーソナルコンピューター)も新しい「[[iPad Pro]]」や「[[iPhone XS]]」シリーズなどの高性能なタブレットやスマートフォン(スマホ)といったモバイル機器が同価格帯となった今、モバイルPCはどのような特徴があるのだろうか。今回は、最新のLAVIE Hybrid ZEROを写真と動画で紹介していく。


LAVIE Hybrid ZEROの最新モデルでは画面サイズが13.3型、表示パネルがIPS液晶、解像度がFHD(1920×1080ドット)となっており、映り込みが気にならないノングレア仕様である。


またモバイルPCの肝であるキーボードは、アイソレーションタイプの静音仕様。無理なキーレイアウトはなく、方向キーが独立配置されているために扱いやすい。


高精度タッチパッドはマルチタッチに対応するほか、ジェスチャー操作も可能である。独立した左ボタン・右ボタンはわかりやすくて良いのではないだろうか。


ディスプレイの下部には約92万画素のインカメラがある。HD(1280×720ドット)画質のライブカメラとして利用可能だ。ステレオマイクも搭載する。


右側面(写真=上)にはSDXC対応カードスロット、3.5mmイヤホンマイク端子(4極)、USB 3.0端子×2、HDMI、ケンジントンロック孔、左側面(写真=下)にはACアダプター端子、電源キー、ボリュームキーがある。


本体質量はHZ750/LAおよびHZ550/LAが約831g、HZ500/LAが約769gと軽量ながら、2in1 PCとしても利用可能である。


このようなテントスタイルにすることで、対面でのプレゼンテーションや動画視聴などにも利用できるほか、カメラ上部に来るのでライブカメラも自然な角度で利用可能となる。


さらに10点マルチタッチ対応のタブレットモードにすれば、Webブラウザーや写真の閲覧などが直感的に行えるようになる。重さも13.3型で約800gということもあり実用的なものであると感じた。


単なる軽量なモバイルPCではなく、ビジネスユースを相対した堅牢性をもっているため安心感があり扱いやすい。天板および底面にはマグネシウムリチウム合金を採用し、軽量で堅牢性を高めている反面、多くのラップトップPCが採用するアルミニウム合金のような金属の塊感は薄いためそこは好みが別れるかも知れない。


3モデルの違いは、前述したプロセッサーの違いの他にSSDの容量とRAM容量がことなる。また、NECの公式Webストア「NEC Direct」では、Core i3-7020UモデルやCore i7-8550Uに128GB SSDを組み合わせるカスタマイズも可能だ。


新色のインディゴブルーはビジネスにもプライベートにも使える重すぎなく、軽すぎない色合いである。最後に最新のLAVIE Hybrid ZEROをタッチ&トライしている様子などをムービーにて紹介しておく。


動画リンク:https://youtu.be/QQP12PaW0k4

PCはスマホやタブレットとは異なり、自由なファイル管理とキーボードを使った入力など、生産性を高めるところに重きを置いている。iPad Proがクリエイティブな用途を開拓しているが、さまざまなファイルを開いて1つに編集する作業において、“考えることなく”ファイルが使えるPCが必要となるシーンが多い。

そういった意味では「MacBook」シリーズやWindows 10 PCなどのニーズはまだまだある。LAVIE Hybrid ZEROは気軽に外に持ち出せるモバイル機器としてビジネスにも趣味にも使える頼もしい製品だ。なお、すでにLAVIE Hybrid ZEROの最新モデルは10月18日より順次販売開始されている。



記事執筆:mi2_303


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