青函トンネル内でNTTドコモとau、ソフトバンク&ワイモバイルの携帯電話が2019年3月以降順次利用可能に!経営状況が厳しいJR北海道に配慮した補助事業を全国初で実施



青函トンネル全域で2019年3月以降に携帯電話が使えるように!

NTTドコモおよびKDDI、ソフトバンクが移動通信基盤整備協会を通して「青函トンネル」内における携帯電話サービスの提供開始に向けたエリア整備を実施し、青函トンネル全域(全長約54km)にて携帯電話サービスを2019年3月以降順次サービス開始予定だと6月28日に発表しています。

これにより、現在は一部(避難所となっている旧海底駅)に限られている携帯電話サービスエリアが青函トンネル全域に広がり、NTTドコモおよびau、SoftBank、Y!mobileの携帯電話を快適にご利用いただけるようになります。


各携帯電話事業者などではトンネルなどの人工的な構築物により電波が遮へいされ、携帯電話などが利用できない地域において移動通信用中継施設などを設置して携帯電話などを利用できるように電波の適正な利用を確保することを目的として実施されている「電波遮へい対策事業」に基づく国の補助金を活用して工事などを行っています。

今回、総務省 北海道総合通信局では現在は一部(避難所となっている旧海底駅)に限られている携帯電話の利用エリアですが、経営状況が厳しい鉄道事業者に配慮した補助事業を全国初で実施することで、トンネル内の全区間で携帯電話が利用できるようになるとしています。

これにより、青函トンネル全域で携帯電話の利用が可能となり、北海道新幹線を利用する観光客や出張者等の利便性や安全対策が向上し、さらに北海道や東北地方の経済などへの好影響が期待されるということです。


北海道新幹線では青函トンネルを約25分かけて通っており、この間が現在は携帯電話が使えない状況ですが、解消されることになります。一方、2030年度末には新函館北斗から札幌間(約211Km)も開業し、この区間も8割がトンネルとなるため、今後対策が必要となりそうです。

なお、総務省では2018年6月11日付けで移動通信基盤整備協会から申請があった青函トンネルにおける電波遮へい対策事業に対して補助金の交付を決定しており、負担割合は国が3分の1、鉄道事業者が6分の1、その他の移動通信基盤整備協会などが2分の1となっています。

・今回事業の概要:鉄道トンネル(北海道関係分)
線路名トンネル名サービスを提供する
電気通信事業者
補助金交付額
(総事業費)
単位:千円
サービス
開始予定
北海道新幹線青函トンネル(吉岡側陸底部)、第一湯の里トンネルNTTドコモ
KDDI
ソフトバンク
708,333
(1,700,000)
平成31年3月下旬
青函トンネル
(吉岡側海底部)
68,750
(165,000)

・参考:鉄道トンネル(青森県関係分)
線路名トンネル名サービスを提供する
電気通信事業者
補助金交付額
(総事業費)
単位:千円
サービス
開始予定
北海道新幹線青函トンネル(竜飛崎側海底部)NTTドコモ
KDDI
ソフトバンク
93,750
(225,000)
平成31年
3月下旬
青函トンネル
(竜飛崎側陸底部)
564,583
(1,355,000)


記事執筆:memn0ck


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・報道発表資料 : 青函トンネル内における携帯電話サービスのエリア整備実施について | お知らせ | NTTドコモ
・青函トンネル内における携帯電話サービスのエリア整備実施について | 2018年 | KDDI株式会社
・青函トンネル内における携帯電話サービスのエリア整備実施について | ソフトバンク株式会社 | グループ企業 | 企業・IR | ソフトバンクグループ
・総務省|北海道総合通信局|青函トンネル全域で携帯電話が利用可能に

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