ファーウェイ・ジャパンが「HUAWEI nova」シリーズの発表会を開催!MVNO専売モデルとなるコスパ良好なSIMフリースマホのnova liteやフラグシップMate 9の新色を紹介【レポート】



MVNO専売となるコスパ良好なSIMフリースマホ「HUAWEI nova lite」を発表!

既報通り、華為技術日本(以下、ファーウェイ・ジャパン)は21日、都内にて「HUAWEI JAPAN 新商品発表」を開催し、Huawei Technologies(以下、ファーウェイ)製のSIMフリースマートフォン(スマホ)「HUAWEI nova」(以下、nova)と「HUAWEI nova lite」(以下、nova lite)を日本にて2017年2月24日(金)に発売すると発表しています。

すでに紹介しているようにnovaは家電量販店やECサイト、仮想移動体通信事業者(MVNO)から販売され、市場想定売価は37,980円(税抜)。一方、nova liteは当面、MVNOからのみの販売となり、すでに「IIJmio」や「楽天モバイル」などが取り扱いを発表しています。

合わせて昨年12月に発売したフラグシップスマホ「HUAWEI Mate 9」(以下、Mate 9)の新色「シャンパンブラック」も3月10日(金)に追加します。市場想定売価は既存色と同じ60,800円(税抜)。

前回は金属光沢が美しい曲線美を奏でる新製品のうちのnovaの発表の様子をご紹介しましたが、今回はnovaの廉価モデルという立ち位置のnova liteとMate 9の新色についてレポートしたいと思います。

【ガラス素材を多様し、novaとは異なる高級感を放つ「HUAWEI nova lite」】

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nova liteは「PLAY YOUR WAY(もっと自由に、自分らしく)」というコンセプトで開発されているnovaと比較するとやや価格帯を下げたスマホです。

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nova liteはnovaと比較して若干大きなサイズとなる5.2インチフルHD(1080×1920ドット)液晶を採用しているため、高い視認性を有しています。

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前面背面共にラウンドエッジ加工を施したガラス素材を採用しています。これによって横幅が細く、スリムなデザインとなっています。

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CPUにはファーウェイの関連会社であるHiSilicon製となるオクタコアプロセッサー「Kirin 655」を採用。16mmプロセスを用いて製造されており、省電力化を実現しているとのことです。メインメモリー(RAM)は3GB、バッテリーは3000mAhと価格を抑えながらも基本的な性能は有しています。

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nova liteのカラーリングは3色展開となる


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価格は取扱事業者によって異なる


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nova liteの取扱事業者一覧

カラーリングは「ホワイト」および「ブラック」、「ゴールド」の3色を展開します。先述通り、nova liteは当分はMVNO専売のモデルとなる見込みで、価格もそれぞれの事業者によって異なる模様です。

取り扱うMVNOはIIJmioおよびイオンモバイル、NTTコムストア by gooSimseller(OCN モバイル ONE)、DMMモバイルNifMoBIGLOBE SIMLINEモバイル楽天モバイルといったNTTドコモ系となる見通しです。

価格はMVNOによりますが、例えば、IIJmioでは一括税抜19,800円(分割850円/月×24回)。予約はすでに2月21日に開始されており、販売開始は2月24日になる予定。

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大人気フラグシップスマホのMate 9に新色登場


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ブラックのMate 9を持つ呉 波氏

発表会ではnovaシリーズの2機種の後に「2 more things」があると発表され、1つめとして昨年に販売開始され、人気となっているフラグシップスマホのMate 9の新色が追加されるというもの。新色はブラックとなり、発売日は3月10日を予定します。市場想定売価は他のムーンライトシルバーやシャンパンゴールドと同じく60,800円(税抜)。

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金属質なブラックに仕上がったMate 9

発表会場での展示はありませんでしたが、ファーウェイ担当者に話を伺ったところ開発機はあるとのことでしたので触らせていただきました。

背面は金属質かつザラついた黒色をしており、非常に高級感があります。基本的には性能は既報でお伝えしたとおりですが、この新色も人気のカラーリングとなりそうです。




記事執筆:雪華


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