LG、エントリークラスながらプレミアムデザインのスマホ「K10」と「K7」を発表！Bluetoothヘッドフォン「Tone Infinim HBS-910」やWebOS 3.0搭載のスマートTVなども

2016/01/06 05:55

エントリークラスのプレミアムデザインスマホ「LG K10」と「LG K7」が発表！

LG Electronicsは4日（現地時間）、アメリカ・ラスベガスにて1月6日（水）から9日（土）まで開催されている世界最大級のIT・家電関連イベント「2016 International CES（CES 2016）」に合わせてエントリークラスながらプレミアムなデザインとなっているAndroidスマートフォン（スマホ）「LG K10」および「LG K7」を発表しています。

また、Bluetoothヘッドフォン「LG Tone Infinim HBS-910」やWeb OS 3.0を採用したスマートテレビ（TV）、そして、"LG SIGNATURE"と銘打たれた高級感ある有機LEテレビや冷蔵庫、洗濯機、空気清浄機などを発表しています。

これまでにも主に新興国向けにLG Lシリーズを展開してきましたが、新たにエントリークラスながら2.5Dの曲面ガラスを採用したプレミアムデザインのLG Kシリーズを展開します。

特長としてはデザイン以外にもカメラ機能に注力されているほか、フラッグシップモデルと同じく「Gesture Shot」や「Tap and Shot」などといったユーザーエクスペリエンス（UX）を採用しているとのことです。

今回発表された2機種の仕様は、LG K10では約5.3インチHD（720×1280ドット）In-cellタッチ対応液晶および2300mAhバッテリー、Android 5.1（開発コード名：Lollipop）などで、カラーバリエーションがWhiteおよびIndigo、Goldの3色展開、サイズは約146×74.8×8.8mm。

また、LTEモデルと3Gモデルが用意されており、チップセットと内蔵メモリー（RAM）、内蔵ストレージ、カメラがそれぞれ複数の仕様で販売され、RAMは2GBもしくは1.5GB、1GB、内蔵ストレージは16GBもしくは8GBとなっています。

チップセットとカメラはLTEモデルで1.2GHzもしくは1.3GHzオクタコアCPUまたは1.14GHzオクタコアCPU、約1300万画素リアカメラ、約800万画素もしくは約500万画素フロントカメラ、3Gモデルで1.3GHzオクタコアCPU、約800万画素リアカメラ、約800万画素もしくは約500万画素フロントカメラ。

一方、LG K7は約5.0インチFWVGA（480×854ドット）液晶で、こちらもLTEモデルと3Gモデルがあり、LTEモデルはIn-Cellタッチ、3GモデルはOn-Cellタッチとなっているほか、チップセットもLTEモデルが1.1GHzクアッドコアCPU、3Gモデルが1.3GHzクアッドコアCPUとなります。

また、その他も2125mAhバッテリーやAndroid 5.1 Lollipopは共通ですが、リアカメラが約800万画素もしくは約500万画素、フロントカメラが約500万画素、RAMが1.5GBもしくは1GB、内蔵ストレージが16GBもしくは8GBで、サイズおよびカラーバリエーションはLTEモデルが約143.6×72.5×8.9mmおよびTitan、3Gモデルが約143.6×72.5×9.05mmおよびWhite、Black、Goldです。

LG Tone Infinim HBS-910は首掛けタイプのBluetoothヘッドフォンで、既存の「HBS-900」の後継機種です。Harmon/Kardonの協力を得て、音質を向上しているとのこと。

CES 2016にて開催されたプレスカンファレンスではこれらのLG K10やK7、LG Tone Infinim HBS-910は紹介すらされず、主に自動車向け技術やIoT、そして、さらなるプレミアムをめざした"LG SIGNATURE"ブランドが披露されました。

中でもテレビが最も長く時間を割いて紹介され、新たに搭載したWebOS 3.0のプラットフォームによってさまざまな映像配信サービスなどに対応しているということで、UHD AllianceやDolby Laboratoriesの人がゲストとして登場していました。