良い音は良いデザインから!OPPO Digitalの新世代平面磁界駆動式ヘッドホン「PM-3」を試す(外観編)【レビュー】
PM-3でアウトドアでも最高のリスニング環境を! |
OPPO Digital製の平面磁界駆動式ヘッドホン「PM-3」が本日3月20日(金)に発売となる。PM-3は同じく同方式の「PM-2」よりも小型軽量化され、ホームリスニングだけではなくアウトドアも意識した製品だ。
今回は新世代の平面磁界駆動式を採用して手軽に高音質が楽しめるヘッドホンであるPM-3を写真で紹介する。
一般的なヘッドホンは振動板をボイスコイルで駆動するため均一に音が広がらず音に関して諸問題が発生する。一方、PM-3が採用する平面磁界駆動型は振動板全体を均一に振動させることが可能なため、高音から低音までフラットに再現する。
理論的に高音質な平面磁界駆動型は能率が悪くアンプの性能を求めるものだったが、改良を重ねることでPM-3ではポータブルオーディオでも高音質が楽しめる製品に進化している。
PM-3は、レトロな雰囲気のあるシンプルで美しいデザインが特徴だ。密封型ヘッドホンでありがちな筒の中で鳴っているような感覚はなく、スピーカーから出る音を聴いているような自然な感覚で音が楽しめた。
音質は高音のキレの良さとパワーのある低音が良く出る、とはいえフラットにチューニングされており再生するソースに合わせてしっかりと音を再現する。
イヤーパッドも振動するような低音が出るとは思っていなかっただけに、クラシックやボーカル曲だけではなく、ロック系クラブ系の音楽も楽しめた。
化粧箱を開けるとデニム地のセミハードケースにPM-3が収まっている。
付属品はユーザーガイドの他に、PM-3本体、3mと1.2mのケーブル、6.35mmホーンコネクタだ。
3.5mmミニプラグケーブルは脱着式なので、ケーブルを変えて楽しめる。
ヘッドセットとハウジングの間は金属パーツでしっかりと固定されている。剛性感のあるしっかりとした作りだ。
柔らかいイヤーパッドは肉厚でかけ心地がいい。
重さは約325g(ケーブルを含まず)だった。
325gの重さを支えるため側圧はやや強く感じたが、イヤーパッドが柔らかく長時間の使用でも気にならなかった。
PM-3は密封型のヘッドホンだが、聴き疲れしない点が気に入った。高音から低音そして細かいニュアンスまでしっかりと再生するスピーカーという印象で、平面磁界駆動式ヘッドホンの良さが出ている。
ハイレゾオーディオを楽しむだけではなく、映画や動画なども迫力の高音質で楽しめるのでスマホ・タブレットユーザーにもオススメしたい。特に大きな出力を持つiPhoneやiPadには最適だ。
記事執筆:mi2_303
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