iPhoneがIDの2段階認証をFacetime等に アカウント乗っ取り対策
AppleがFaceTimeやiMessageにも2段階認証を導入! |
Apple(アップル)は12日(現地時間)、同社のサービスを利用する際のアカウント「Apple ID」における2段階認証(同社では「2ステップ確認」と呼称)をビデオチャット「FaceTime」およびメッセージ「iMessage」にも導入するとお知らせしています。
2段階認証はアカウントにログイン(サインイン)する際にパスワードだけでなく、もう1つの認証を突破しなければいけない仕組みで、Apple IDの場合にはSMSで送られてくる4桁の数字を入力するようになります。
これにより、第3者によるアカウントの乗っ取りがしにくくなり、セキュリティー的により強固になるということで、各サービスで導入が進んでいます。
同社では2012年3月にApple IDの2段階認証を開始しており、これまではiTunesやApp Store、iBook Storeといったコンテンツ配信マーケット、さらにiCloud、Apple IDの管理にて提供されていましたが、今回、あらたにFaceTimeおよびiMessageにも導入されました。
iPhoneなどのiOS搭載機種でApple IDの2段階認証を導入するには公式Webページ「Apple - My Apple ID」の「Apple IDを管理」から「Apple ID」と「パスワード」を入力してサインインし、「パスワードとセキュリティ」を選択後、「2 ステップ確認」セクションで「利用を開始する...」を選択して画面の指示に従って操作するとなっています。なお、2段階認証はSMSで利用するため、SMSが利用できるiPhoneやiPadが必要となります。
記事執筆:memn0ck
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