ASUSTeK Computer、光学3倍ズームや光学手ブレ補正に対応したハイスペックスマホ「ZenFone Zoom」を発表!今年4〜6月に約4万7700円で発売



エイスースがCES 2015にて光学3倍ズーム対応スマホ「ZenFone Zoom」を発表!

ASUSTeK Computer(以下、ASUS)は5日(現地時間)、アメリカ・ラスベガスにて1月6日(火)から9日(金)まで開催される世界最大級のIT・家電関連イベント「2015 International CES(CES 2015)」に合わせてプレスカンファレンスを開催し、Android 5.0(開発コード名:Lollipop)を採用したフラッグシップスマートフォン(スマホ)「ZenFone Zoom(型番:ZX550ML)」を発表しています。

同イベントでは他にもフラッグシップスマホ「FoneFone 2(型番:ZE550MLおよびZE551ML)」やWindowsタブレット「Transformer Book Chi」の3モデル(T300およびT100、T90)も発表されました。

ここでは主にZenFone Zoomについて紹介します。なお、ZenFone Zoomはアメリカでは2015年第2四半期(4〜6月)に発売され、価格は399ドル(約47,700円)となっています。

02

03

04

05

06


ZenFone ZoomはフラッグシップスマホのZenFone 2をベースにカメラ機能を強化し、光学3倍ズームに対応したモデルです。ZenFone 2とは約5.5インチフルHD(1080×1920ドット)IPS液晶(画素密度約403ppi、明るさ400nits)ディスプレイや3000mAhリチウムポリマーバッテリー(約2倍の高速充電機能対応)などは共通ですが、現時点ではチップセットおよび内蔵メモリー(RAM)は非公開となっています。

注目のカメラは10枚構成でF2.7から4.8の明るいレンズを搭載した光学3倍ズームおよび光学手ブレ補正(OIS)に対応した約1300万画素CMOSリアカメラ(デュアルLEDフラッシュ搭載)と、広角88°まで対応したF2.0の明るいレンズを搭載した約500万画素CMOSフロントカメラ(自分撮りパノラマ対応)を搭載。屈折光学ズーム機構は光学機器メーカーのHOYAが開発したとのこと。なお、光学3倍ズーム以外にもデジタルズームとの併用で最大12倍ズームまで利用可能。

機能的にも「PixelMaster」に対応し、暗い場所でも撮影できる「Low Light mode」やHDR(Backlight mode)、美人に撮影できる「Enhanced Beautification mode」、ホワイトバランスやシャッター速度などまで手動撮影できる「Manual mode」、素早く撮影できる「Zero shutter lag」などが利用できます。

その他の仕様はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)およびBluetooth 4.0、加速度センサーおよび近接センサー、環境光センサー、ジャイロセンサー、電子コンパス、磁気センサー、GPS+A-GPS+GLONASS、NFC、3.5mmイヤホンマイク端子、デュアルmicroSIMカード(3FF)スロット、microUSB端子(OTG対応)など。

携帯電話ネットワークは4G(FDD-LTEおよびTD-LTE)や3G(W-CDMA)、2G(GSM)に対応し、4Gの対応周波数帯はFDD-LTEがBand 1および2、3、4、5、7、8、9、17、18、19、20、28、29、TD-LTEがBand 38および39、40、41となっていますが、提供する国・地域によって異なるとしています。LTEはUE Category 4に対応し、最大下り150Mbpsおよび上り50Mbpsで通信可能。

プラットフォームにはAndroid 5.0(開発コード名:Lollipop)をベースにした新しい「ZenUI」を採用しています。サイズは約158.9×78.84×11.95mm、質量は約185g。カラーバリエーションはMeteorite blackおよびGlacier whiteの2色が用意されています。

07

08

09

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19


記事執筆:memn0ck


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
Phones - ZenFone Zoom (ZX550) - ASUS
Join ASUS at 2015 CES and experience our latest innovations!

共有する

関連記事

【ケータイラボ】3Gハイスピード対応!超薄型ケータイ「709SC」

最近のSoftbank端末は薄型ケータイが多い。鞄に入れずポケットなどに入れて持ち運ぶユーザーとしては、薄くて軽い端末はかなりありがたい。今回発売された「709SC」も12.9mmといちばん薄いというわけではないが、かなり薄い端末である。…

【ケータイラボ】「極める」ケータイ登場!ドコモ 703iシリーズ発表会レポート

NTTドコモは20071月16日(火)、都内 代官山ヒルサイドテラスにおいて、携帯電話端末の新モデル「FOMA 703iシリーズ」など10機種を発表した。FOMA 703iシリーズは、スタンダードな機能を持ちつつデザインにも注力した個性的なモデルと…

【ケータイラボ】au初のテレビ電話対応機種「W47T」

持ち歩いてさっと使う携帯電話にテレビ電話なんて必要なのかなぁと最初は思ったものだ。カップルや親子同士などではアリなんかなぁなどと思ったりもしていた。しかし、知り合いの聴覚障害者がテレビ電話機能を利用して手話で会話してい…

【ケータイラボ】最大800kbpsまで対応!W-OAM typeG対応通信端末「AX530IN」

「WX530IN」は、PHS高度化通信規格であるW-OAMをさらに高速化した「W-OAM typeG」に初めて対応したカード端末。2007年春より発売の予定。「AX530IN」は、PHS端末としては初めてQAM(Quadrature Amplitude Modulation:直交振幅変調)に…

【ケータイラボ】指紋センサーと1.3メガカメラを搭載!セキュリティに強い「WX321J」

「WX321J」は、ウィルコムの高度化通信規格「W-OAM」対応し、指紋センサーと1.3メガカメラを搭載した日本無線製の音声端末。価格はオープンプライスで、ウィルコムストアでの販売価格は、1万6,000円前後の見込み。発売時期は2月中旬予…