Microsoft、Office 365ユーザーのクラウドストレージサービス「OneDrive」の容量を無制限に!Office PremiumやOffice 365 Soloが対象
Office 365ユーザーのOneDriveが無制限に! |
Microsoft(マイクロソフト)は27日(現地時間)、オフィスサービス「Office 365」を利用しているユーザーを対象にクラウドストレージサービス「OneDrive」の容量を無制限にすると発表しています。
これを受けて、日本法人の日本マイクロソフトは29日、日本市場のみで提供している個人向け「Office Premium プラス Office 365 サービス(Office Premium)」および「Office 365 Solo」に付属するOneDriveも容量無制限の対象であることを案内しています。
これまで、Office PremiumやOffice 365 SoloのOneDriveでは1TBまでが無料で利用できていましたが、追加料金なしで無制限に利用できるようになります。なお、容量無制限については今後数カ月をかけて順次対応していくということです。
クラウドストレージサービスは競争が激しくなってきており、Googleの「Google Drive」やAppleの「iCloud Drive」といったパソコンやスマートフォン(スマホ)などのプラットフォームと連携しつつ提供している場合と、サードパーティーの「Dropbox」などがしのぎを削っています。
中でもここ最近積極的に容量増量や低価格を先導しているのがMicrosoftのOneDriveとなっており、無料で利用できる容量も15GBと最大となっており、今年9月にはAppleの「iOS 8」のリリースに合わせて無料で使える容量を30GBに増量するキャンペーンを開始したほか、同社が提供するタブレット「Surface」シリーズや今回のOffice 365の利用者には無料で利用できる容量を増やすなどの施策を行っています。
サードパーティーでもDropboxではSamsungやHTCと組んで「GALAXY」シリーズなどで無料で使える容量追加を実施するなどしていますが、こうした競争によって「Bitcasa」が無制限を終了するなど、すでに淘汰が進んできています。今回のオフィスサービスとクラウドストレージサービスの連携によって他社もなんらかの対抗措置をしてくるかもしれません。
なお、OneDriveはWindowsやMac OS Xといったパソコン(PC)のほか、Windows PhoneやAndroid、iOSなどのスマートフォンおよびタブレットでも利用可能となっています。
記事執筆:memn0ck
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