タイ・バンコクで買った日本渡航者向けプリペイドSIM「SUGOI SIM」を使ってみた！アクティベーション不要で利用可能【レポート】
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以前にタイ・バンコクに訪れたときに購入した日本渡航者向けのプリペイドSIM「SUGOI SIM」（“凄い”SIM）をセットアップして使ってみたので紹介したいと思う。
SUGOI SIMの購入については「タイ・バンコクにて日本で使えるデータ通信専用プリペイドSIM「SUGOI SIM」が販売されていたので買ってみた！100MB／1日で30日間利用可能【レポート】 - S-MAX」にて紹介しているが、普段はタイに在住している人が日本に訪れるときに利用できるプリペイドSIMで、NTTドコモの設備を借り入れた仮想移動体通信事業者（MVNO）の「U-Mobile」のサービスとなっている。
販売価格はタイバーツ（THB）1,177（約3,500円）で、通信量は100MB／1日まで（以降は速度制限）のデータ通信が最大30日間利用可能だ。
SIMカードを挿入する
セットアップ方法は簡単で、対応するスマートフォン（スマホ）などの機種にSUGOI SIMのSIMカードを挿し、アクセスポイント（APN）を設定すれば良い。これにより、すぐにデータ通信が利用可能となり、いわゆる“アクティベーション”が不要になっているので非常に手軽に使えると思われる。
APNを設定する
APN設定内容は以下の通り。APNを設定したところ、すぐにデータ通信が利用可能となった。
APN：umobile.jp
ユーザ名：[email protected]
パスワード：umobile
APN設定が完了するとデータ通信が利用可能にスピードテスト結果はLTE（FDD-LTE）に接続された状態で下り7.25Mbps、上り4.86Mbpsとなった。
この結果は、NTTドコモと直接契約している回線を使っているよりは遅いように感じるものの、SUGOI SIMの通信量は100MB／日に制限（以降は速度制限の対象となる）となっていることを考えれば、それほど速い通信速度は必要ないとも言えるので必要十分と言えるかもしれない。少なくとも、各MVNOなどが提供している何Kbpsといった速度に制限された状態ではない。
NTTドコモ「Xperia Z2 SO-03F」ではテザリングを実行するとエラーになり、テザリングは利用できなかったものの、Nexus 5ではテザリングも問題なく利用可能だったため、サービスとしてはテザリング利用を禁止していないものと思われる。
Nexus 5とSUGOI SIMの組み合わせではテザリングも利用可能
訪日外国人向けのプリペイドSIMカードはいくつか種類があるものの、アクティベーションが不要で利用できるSIMカードは種類が少なく、その点はSUGOI SIMの使い勝手が良いところかなと思う。
SUGOI SIMは基本的にタイ向けの商品となっているため、販売についても執筆（2014年8月10日）時点はタイ・バンコク市内のみとなっているけれど、留学や出張などから一時帰国する日本人向けにも使い勝手は悪くないので、日本国内でも入手が可能になったら便利そう。
なお、SUGOI SIMの日本版と言えるU-Mobileのデータ通信専用プリペイドSIMカードがAmazon.co.jpで販売開始されていたので、最後に紹介まで（14日版と30日版が販売されている）。
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