総務省、MVNOについてのデータを公表!2013年12月時点で1375万契約で移動系通信市場のシェア9%に――認知度上がるも過半数がMNOと同一グループのサービス
総務省がMVNOについてのデータを公表! |
総務省は14日、仮想移動体通信事業者(Mobile Virtual Network Operator;MVNO)サービスの利用動向に関するデータを公表しています。
それによると、MVNOの総契約数は2013年12月末時点で1375万件、携帯電話・PHS・BWAといった移動系通信市場における契約総数1億5325万件のうちで、NVMOの占めるシェアは9%程度になっているということです。
その他、さまざまなMVNOについてのデータが公表されており、MVNO総契約数に占める割合は10%で、MVNOの認知度は2012年度の31%から2013年度に48%へと大きく上昇と今後もシェア拡大が見込まれます。
MVNOの内訳は携帯電話・PHSが717万件、BWAが657万件となっています。
また、MVNO事業者数は161社に上っており、上位33社の契約数が1317万で、MVNO総契約数の9割を占めています。さらに、MVNOの主流はデータ通信であり、過半数(55%)に当たる759万が「MNOと同一グループに属するMVNO」になっているとしています。
この他、SIMカードのみを提供するSIMカード型のMVNOの契約数は138万で、しており、MVNOを認知しており、利用意向のある回答者の中では「音声・データ共に利用したい」が61%で最多となっているということです。
記事執筆:memn0ck
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・総務省|MVNOサービスの利用動向に関するデータの公表(平成25年12月末時点)