シャープ、業界最小サイズのスマホなど向け「照度センサー+ジェスチャーセンサー+近接センサー」の統合チップを開発!小型化や省電力に貢献へ
シャープが照度+ジェスチャー+近接センサーをまとめて! |
シャープは10日、業界最小サイズのスマートフォン(スマホ)やタブレットなどのモバイル機器向けに照度センサーやジェスチャーセンサーを統合した近接センサー「GP2AP054A00F」を開発したと発表しています。
サンプル出荷開始日が2014年3月11日(火)、量産開始日が2014年4月25日(金)となっており、サンプル価格が150円(税抜)。主にメーカー向けに出荷され、月産個数は300万個を計画しているということです。
スマホなどでは周囲の明るさに合わせて画面輝度を調整する機能や直接画面に触れずに操作するジェスチャー入力の採用が進んでおり、今回開発したセンサーは周囲の明るさを検知する照度センサーと画面に触れずに手の動きなどを検知するジェスチャーセンサーを搭載したということです。
照度センサーとジェスチャーセンサーの受光素子を組み込み1チップ化することで、業界最小サイズを約4.0×2.1×1.25mmを実現、搭載機器の機構設計における自由度に貢献するとのこと。
また、検知データを保持するメモリーを新たに内蔵することで効率的なデータ通信が可能となり、搭載機器のCPU負荷を低減する効果も得られるとしています。
記事執筆:memn0ck
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・業界最小サイズモバイル機器向け近接センサを開発、発売 | ニュースリリース:シャープ