Googleの新しい7インチタブレット「Nexus 7 (2013)」のLTEモデルが9月13日に発売日決定!1800MHz(Band3)は後日ソフトウェア更新で対応予定



Nexus 7 (2013)の発売日が9月13日に決定!

ASUSTek Computer(以下、エイスース)は11日、Googleが自社ブランドで展開する「Nexusシリーズ」の最新タブレット「Nexus 7(2013)」(型番:ME571-LTE)のSIMフリー版LTEモデルの発売日を2013年9月13日(金)に決定したと発表しています。

価格は、オープンながら予想実売価格が39,800円。取扱店は、Google直営Webショップ「Google Playストア」のほか、アマゾンジャパン、イオンリテール、エディオン、ケーズホールディングス、KDDI、コジマ、上新電機、ソフマップ、ビックカメラ、ピーシーデポコーポレーション、ベスト電器、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、楽天。

新しいNexus 7は、これまでのNexus 7と同様にディスプレイサイズが7インチを採用したタブレットです。

すでにWi-Fiのみに対応したモデルが販売中ですが、今回、新たにWi-Fiおよび携帯電話ネットワーク(国内ではW-CDMAおよびLTE)に対応したLTEモデルが9月13日から発売開始されることになりました。


ディスプレイの解像度がWUXGA(1920×1200ドット)に高精細化し、チップセットに最大1.5GHz駆動のクアッドコアCPUでCPU性能80%向上、GPU性能4倍、内蔵メモリー(RAM)に2GB、OSには同時に発表された最新Android 4.3(開発コード名:Jelly Bean)を採用し、5メガピクセルアウトカメラ、1.3メガピクセルインカメラ、NFCなどを搭載し、さらに、薄型化や軽量化しています。

ディスプレイは旧Nexus 7と同じ7インチIPS液晶ですが、解像度がフルHDオーバーのWUXGAになり、323ppiと高精細となっています。なお、旧Nexus 7は216ppiで、解像度だけではなく表示色数も1677万7216色表示と30%向上しているということです。

サイズは、大きさが約200.0×114.0×7.62mm、質量が約290g(Wi-Fiモデル)もしくは約299g(LTEモデル)。プラットフォームにAndroid 4.3を採用しています。

アプリケーションチップセットに1.5GHzクアッドコアCPU「Snapdragon S4 Pro」およびGPU「Adreno 320」を内蔵したQUALCOMM製「APQ8064」を採用。


対応通信方式は、LTEが2100MHz(Band1)および1900MHz(Band2)、1800MHz(Band3)、AWS 2100MHz・1700MHz(Band4)、850MHz(Band5)、700MHz(Band13)、700MHz(Band17)、W-CDMA(HSPA+)が2100MHz(Band1)、1900MHz(Band2)、AWS 2100MHz・1700MHz(Band4)、850MHz(Band5)、900MHz(Band8)、GSMが850MHz、900MHz、1800MHz、1900MHzとなっています。

なお、1800MHz(Band3)については、後日FOTAアップデートにて対応予定だとのことです。

通信速度は、LTEがUE Category 3対応で下り最大100Mbps、上り最大50Mbps、W-CDMAがHSPA+対応で下り最大42.2Mbps、上り最大5.76Mbpsとなっています。ただし、これらは利用する通信事業者のサービスやエリアなどによっても異なります。

その他、デュアルスピーカー、NFC Type A/BやBluetooth 4.0+LE、2.4および5.xGHzデュアルバンド対応IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、GPS、3950mAhバッテリーなどとなっています。


記事執筆:memn0ck


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