動画編集は「iMovie」でカンタンに! 30分以内でできる映画の予告編風ムービーの作り方【iPhoneアプリ】



「iMovie」でカンタン!! 30分以内でできる映画の予告編風ムービーの作り方

突然ですが、カメラは使うけど動画はあんまり……、という人いませんか? iPhoneにはせっかく動画の機能もついているのだから、それはけっこうもったいないかも!! iPhoneの動画撮影はカンタンだし、わりとキレイ。 それにステキに編集してくれるアプリもいっぱいあるんです。今回はアプリ「iMovie」をつかって、30分くらいでちゃちゃっと本格的な予告編を作ってみました。これを機に、動画作成にハマってみては?

★まずは「iMovie」をインストールしよう

iMovie(450円)

本物の映画さながらの予告編のフォーマットは12種類!



操作がカンタンで作品の精度も高いので「iMovie」はオススメ。実際に撮影・編集をすることで、動画作成はどんどん楽しくなってきます。2つの動画をつないだり、iPhoneのミュージックライブラリに入っている曲を挿入したりと、動画の編集ができるのはもちろん、「冒険旅行」「ロマンス」「ホラー」「レトロ」「インド映画」など、12種類の映画の予告編のフォーマットがあって、これが楽しいんです。

ガイドに沿って撮影するだけで(もしくは撮影してある動画を選んではめ込むだけで)、本格的なムービーに仕上がります。この予告編作成は本当にカンタンで楽しいので、動画初心者の人もまずはここから気楽にスタートしてみましょう!

 

(予告編の作り方)

★1.作りたい予告編のジャンルをセレクト


アプリを立ち上げ、下のバーにある「+」マークをタップして、「新規予告編」をセレクトします。



すると、ジャンル別にフォーマットが並んでいるので、デモ画像を観たり、出演者数を確認したりし、気に入ったものを選びます。選んだら、右上の「作成」をタップ。

 

★2.タイトルやクレジットを入力する
どちらかでもいいのですが、まずは中断のタブで「アウトライン」を選び、ムービー名キャストなどを入力していきましょう。


クレジットは動画の最後に表示されるのですが、それらしい横文字を入れてみましょう。ぐっと雰囲気が出ます(笑)




 

★3.ガイドに沿って撮影&キャッチコピーづくり
次は中断のタブで「絵コンテ」を選び、ガイドに沿って動画を撮影、もしくはカメラロールから選んでいきましょう。「ミディアム」「アップ」「アクション」など、よりいい構成になるための動画の指示もあるので、まずはその通りに入れてみましょう。




動画のセレクトが終わったら、キャッチコピーを入力していきます。フォーマットのままでも、十分おもしろいので、だいたいはデフォルトのコピーを残し、つじつまの合わない部分だけ変更していくのも手です。


手順はたったこれだけ。とてもカンタンです。動画を新規撮影したとしても、ちゃっちゃかやったら30分くらいで予告編1本ができあがります。カメラロールからセレクトできれば、もっと早く仕上がるでしょう。

あてはめる動画は1秒〜と、わりと短いので、普段からおもしろい瞬間や珍しい場所に行った時などは、あまり細かく考えないで、写真と一緒に動画も撮っておくといいかもしれません。

できあがった予告編は「iMovie」内の「マイプロジェクト」に保存されます。また、「カメラロール」に保存もできますし、ワンタップで「YouTube」にアップしたり、「Facebook」に投稿もできます。



書き出しサイズは「中」でも十分キレイ。書き出し時間も短いので、イライラしません(笑)





(作品上映)
では、撮影込みの30分で作成した「レトロ」フォーマットでつくった予告編はこちらです。タイトルは「iPhone女子部 彼女の名は早乙女さおり」(YouTube)


iPhone女子部 彼女の名は 早乙女さおり


お正月に適当に撮った動画を適当に入れ込んで、「インド映画」の予告編もつくってみました。何にも考えないで適当につくったので、10分くらいで完成しました。タイトルは「2013 Happy New Year」(YouTube)


2013 Happy New Year


iPhoneで以前に撮った旅行や犬の動画を使って、もう1つ適当につくってみました。「大人への旅立ち」フォーマットです。これも作成時間は10分くらい。タイトルは「犬、やめました」(YouTube)


犬、 やめました

BGMもそれっぽいので、気分も上がります。また、旅やイベントなどの動画を撮りっぱなしだと、カメラロールの容量が増えるばかりで本当にもったいないですよね。

作ったぞ!という達成感もあるので、ぜひ空いた時間でiMovieの予告編をつくってみてはいかがでしょうか。

追伸:
ちなみに。とくに細かい作業があるわけではないので、iPhoneでも十分快適に操作できますが、iPadやiPad miniでも作成することができるので、お持ちの方はトライしてみては。

記事執筆:小林奈巳(iPhone女子部 部長)
キムタク式に略してこばなみ。雑誌やフリーペーパーなどの編集を経て、2010年4月にiPhone 女子部を結成。現在はiPhone女子部のホームページやイベントで日々情報発信しながらも、キテレツデコケース作りに励む毎日。好きな食べ物は生魚(貝類以外)。

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