“男性から最もモテるタレント”芹那「理想のタイプはリンカーン」


 本年度のアカデミー賞でダニエル・デイ=ルイスが主演男優賞を獲得し、スティーン・スピルバーグが12年間構想を温め「今こそ伝えたい、知られざる真実のドラマ」と語る映画『リンカーン』が、いよいよ19日より公開となる。1865年に暗殺されたリンカーンの148回目の命日となる15日、都内にて公開直前イベントが行われた。

 アメリカ史上“最も愛された大統領”として名を残すリンカーンにちなみ、ゲストには“男性から最もモテるタレント”の異名をもつ芹那が登場。自慢の美脚を大胆に見せつけたミニスカートについて「19世紀をイメージして、オーダーで作ってもらいました。今も私服で着るようなワンピースの形を、映画『リンカーン』に出てきそうな感じの布に合わせて作ってもらいつつ、自分らしさも取り入れてみました。」と紹介した。

 劇場公開に先駆けて、いち早く映画を鑑賞した芹那は「最初『リンカーン』と聞いて、難しい作品なんじゃないかな?と思ったんですけど、私でも色々と分かりやすく、感動もしたし、勉強にもなりましたし、すごく良い映画だなと思いました。」とコメント。

 身長193cmのリンカーン等身大パネルを横に、リンカーンの人物像、男性像については「148年経っても、みんなに思われてる人は凄いなと思いました。どんなことがあっても夢を諦めずにいる姿とか、リーダー的な部分だったり、家族、奥さんやお子さんを大切にする姿だったり、素敵としか言いようがないですね。あと、この身長もいいですね。ヒールを履いても大きいです。どっかにいないかな?と思いますね(笑)。理想の男性像そのものです!見付けちゃいましたね。でも、ちょっと出会うのが遅かったです。どんなに努力しても148年前に生きれないのがすごく悔しいですね。遅くに遅れてきて、すみません(笑)。今後は理想のタイプとして常にリンカーンのことを頭に描きながら、探していきたいなと思いますね。」と述べた。

 ここで、4つのキーアイテムを用いて、芹那が解説する映画『リンカーン』丸分かり講座へと突入。

1. タオル
とにかく感動できるので、涙ナシには観れないんじゃないかなという意味で。私もウルっときたぐらいなので、人間なら誰しもが共感できるような、涙を誘ってくれる作品なんじゃないかなと思います。あと、タオルの方がハンカチよりも吸収性がいいので(笑)。

2. 写真立て
リンカーンが息子さんを抱っこしている写真なんですけど、家族愛が印象深いですね。リンカーンと言えば、勉強とかでは今までなかなかそういう部分を知ることができなかったので、共感できる方も沢山いらしゃるんじゃないかなと思うし、改めて家族を大切にしたいなという気持ちになれるんじゃないかなと思います。誰しもが持っている部分をちゃんと持っているんだなということで、安心しますね。

3. ヘリウムガス
実際のリンカーンが声が高かったらしくて、リンカーンを演じたダニエル・デイ=ルイスさんは、演技している間は意識して声を高くしたということだったので、ヘリウムガス(笑)。私も元々の声が「ヘリウムガス」と言われてたので吸ったことがあるんですけど、全然違って声が高くなりました(笑)。

4. E.T.
この映画はスピルバーグ監督の作品ということで、代表作と言えば『E.T.』。『E.T.』や他の作品も沢山の方が観たことあると思うので、「『リンカーン』はちょっと難しそうだな」と思わず、「スピルバーグ監督なんだ!ちょっと観てみようかな?」と思ってもらえばいいなと。「どんな共通点があるんだろう?」とすごく興味ありますよね。間違いないです。

 リンカーンと言えば「人民の人民による人民のための政治」など数多くの名言を残しているが、劇中で印象に残ったセリフを聞かれると「耳に残ったのは『Now! Now! Now!』というヤツでした。今もそういう言葉が流行っているから、一緒だなと思って。流行らせたいですね(笑)。」と回答。そして最後に、本作の見所について「リンカーンは、私も名前と顔ぐらいは知ってたんですけど、凄いということしか分からなくて。どんな人にも感動を与えたり、こういう風にすればいいんだ!と背中を押してもらえたり、夢を追いかける姿とか、私にも分かりやすく伝わってきたので沢山の方達に観てもらって、これから皆さんが生活して行く上で、私もこうやってやろうかなと思って夢を追いかけたり、めげちゃいそうな時に思い出して、みんなで頑張っていきたいなと思いました。」とメッセージを伝えた。

MOVIE ENTER『リンカーン』特集ページ

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