充電もできるタブレットスタンド
こうしたタブレット製品の増加にあわせて、スマートフォンだけでなくタブレットの周辺機器も加速度的に増えてきている。なかでもスマートフォンとタブレット両方に利用できる兼用タイプの周辺機器は、それ1つで両方に使える経済性で注目を集めている。
■タブレットへの充電に関する注意点
たしかに兼用タイプは便利だが、充電関連の機器では少々注意も必要だ。タブレットは、スマートフォンと比べると遙かに大容量のバッテリーを搭載しており、充電にはスマートフォンより高出力が必要な機種が多いのである。そしてスマホ用の出力が低いモバイルバッテリーでは充電できないケースもある。たとえばアップルのiPadの場合、充電するためには電圧が5Vで2.1A出力(10.5ワット)必要になる。通常のスマートフォン用モバイルバッテリーでは、500mA〜1A程度で充電を行っている製品が多いためパワーが足りない。
つまり、スマートフォンでは問題なく充電できるモバイルバッテリーでも、iPadでは、充電に時間がかかるだけでなく、最悪 “充電されない”というケースも起きてしまうのだ。また、ノートパソコンのUSBポートの場合、電圧は5Vが出せても出力が0.5Aしか出せないためスマートフォンは充電できても、タブレットは充電ができないといったことも起きてしまうわけだ。
■タブレットを持って外に出るならスタンドが欲しい
タブレットの周辺機器は、充電関連だけでない。大画面を活かしてタブレットをパソコンのように高機能なマシンにするBluetoothキーボードも人気の製品だ。Bluetoothキーボードはケーブルレスの無線接続で、一度設定しておけば、使いたい時にキーボードの電源を入れるだけでいつでも使える便利なアイテムだ。タブレットとBluetoothキーボードを持ち歩けば、もう思いパソコンが不要ということで、ビジネスパーソンを中心に、タブレットを活用する人も増えているというわけだ。
タブレットはパソコンのかわりにもなる便利な道具だが、出先での利用で困るのが、本体の置き方だ。キーボードを使うにしろ、動画などを見るにしろ、充電するにしろ、手で持ったままとか、テーブルに平置きとかでは、非常に使いづらい。
かといって、Bluetoothキーボードに、ただタブレットを置くためだけのスタンドを追加するのは、余分なものを持たされているような感じが強く納得がいかないと考える人も多いだろう。
そんな「あと1つメリットがあれば、持ち運んでもいい」と思っている人におススメしたいのが、今回紹介する「モバイルチャージングスタンド for タブレット」だ。
■充電が先か? スタンドが先か?
もう一度言うがこの製品、「モバイルチャージングスタンド for タブレット」という製品名である。持ち歩くことを原則としているので、スタンドを折りたたんで収納できるようになっている。この折りたたんだ状態では、タブレット向けのスタンドにはとても見えない。本体上にUSBポートが見えるので「一風変わったモバイルチャージャー?」と思う人も多いだろう。折りたたまれている状態から展開しても、まだ何かわからない人もいるかもしれない。タブレットを乗せて初めて「ああ、スタンドになっているのか」と、ポンと手を打つ人もかなりいるのではないだろうか。
ちょっと風変わりなモバイルバッテリーに見えなくもないが……。 |
折りたたみを展開するとこんな感じになる。 |
タブレットを乗せるとスタンドだということが理解できる。 |
もちろんiPadもセットして充電までできる。 |
■タブレット用とスマホ用の出力ポートを搭載
この製品は、USBの出力ポートを2ポート持っている。1つはタブレット用で、こちらは本体の正面(というか細長い先端のほう)に搭載されている。「TABLET」と書いてあるのがそれになる。また、もう1つのポートは本体のサイドに「PHONE」と書いてあり、こちらはスマホ(AndroidやiPhoneなど)の充電用となる。
本体正面のポートに「TABLET」の記述がある |
サイドのポートには「PHONE」と書いてある |
■ニッケル水素充電池4本が電源
この製品、本体内にバッテリーを内蔵しているわけではない。実は電源として単三型の充電式のニッケル水素充電池を利用するようになっているのだ。ニッケル水素の単三型だと1.2V〜1.37Vというのが一般的だ。これを4本直列で使うので4.8V〜5.48Vの電圧になる。
ここで冒頭のiPadへの充電には、10.5ワットが必要なことを思い出してほしい。4.8Vだと約2.2A(2200mAh)以上のニッケル水素充電池が必要になる。それ以下の充電池を利用した場合、iPadへの充電ができないことになるので注意が必要だ。
充電式のニッケル水素充電池を電源に利用する。 |
この入力ポートは、電池への充電を行うためのポートだ。 |
miniUSB、microUSB両対応の付属ケーブル。 |
充電池への充電はここから行う。 |
■スマホもタブレットも!これさえあれば充電の心配なし
付属して来るのは、フルサイズのUSBコネクターの先が2つに分かれており、その先がmicroUSBとminiUSBになっている。本体のニッケル水素充電池への充電以外にも、スマートフォンやタブレットの充電に利用できる。また30ピンのDockコネクターや最新のLightningケーブルは付属していないので別途用意する必要がある。
付属ケーブルを使ってスマホに充電。 |
タブレット(Nexus 7)への充電も楽々。 |
iPhoneを充電するときは専用ケーブルが必要になる。 |
イケショップのスタッフ曰く
「ありそうでなかったスタンド型のモバイルチャージャーです。弊社のテストでは、1900mAhのニッケル水素充電池でNexus7を約50%まで回復させることができました。なお、ニッケル水素充電池の充電直後は、出力電圧が高めになりますので、iPhoneやiPadを充電できない場合があります。ご了承ください。」とのことだ。
なおキャンペーンとして「3月8日より、本製品にニッケル水素充電池4本と急速充電器をセットして、30台限定で3,980円の特価にてご奉仕いたします!」とのことだ。
[PR企画]
■製品名:モバイルチャージングスタンド for タブレット(単品)
■販売価格(税込):2,580円
■キャンペーン品:モバイルチャージングスタンド for タブレット『エボルタバンドル』
■販売価格(税込):3,980円
●主な仕様
・サイズ:40(幅)mm×174(奥行き)mm×43(厚さ)mm
・重量:134g
・利用可能充電池:単三型ニッケル水素充充電池×4本
※キャンペーン品以外は充電池(単三型4本)は付属しません。別途ご用意ください。
※充電に対応していない乾電池はご利用いただけせん。
※英語マニュアル付属
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