おじ様キラー、桐谷美玲が語る“理想の愛”
全12話のイッキ見試写会とティーパーティーの後に行われた舞台挨拶では、今までの人生で印象的なクリスマスの思い出について、桐谷は「小さい頃からすごく現実主義で、サンタさんなんて絶対にいないよっていう子供だったんですよ。お父さんとお母さんがわざわざ英語の手紙を付けてクリスマスプレゼントをくれてたんですけど、『この手紙は絶対にこの紙とこのペンだ!』って見付けて。弟がまだ幼稚園生ぐらいなのに『絶対にサンタさんはいないから』と言って、クリスマス直前になると家中の押し入れを探し回って、『プレゼントを隠してないかな?』って、ずっと見てました(笑)。サンタさんはいて欲しいとは思ってるんですけど『代わりにお父さんとお母さんがやっているんだろうな』と小学校1年生ぐらいでずっと思っていて。『先に見付けてやろう』と思ってました。」と述べた。
劇中で、桐谷美玲演じる柄谷美穂は、調剤薬局の処方箋を配達するのが仕事。津川雅彦、中尾彬、石倉三郎、六平直政ら演じる届け先の社長達は、自分の息子や孫と、お気に入りの里穂をお見合いさせて、何とか自分の家の義娘にしたくてしょうがない。
ドラマの撮影について、桐谷は「貴重な体験でした。1回ロケをしてて雨が降ってきちゃったので、ずっと外で雨待ちをしてたんですけど、すぐ近くにファミレスがあったんですね。そしたら、おじ様達が普通にお客さんがいる中で入っていかれて、談話されてたので、『すごい光景だな』って外から見てたら、津川さんが『里穂ちゃん(役名)もおいで』って呼んで下さって。輪の中に入って、ドラマの中のような風景で、60年前の映画界の話とか、『俺は昔誰が好きだった』とか貴重なお話を聞いて、すごく楽しかったです。最初はすごく緊張してたんですけど、皆さん『里穂ちゃん』と言って下さって。最後は『ありがとうございましたー!』って、皆さんとハグして終わりました。」とコメント。
また、里穂のお見合い相手の一人である平山役を演じる平山浩行 については「平山さんとは、カツ丼屋さんに行った所があるですけど、その次のシーンで、『あー、お腹いっぱいになったー!』みたいなことを言わなきゃいけなかったんですよ。それを口実に撮影で出たカツ丼を二人で本気食いして、すごく楽しみながら撮影をしました。美味しかったです(笑)。」と明かした。
ここで、『ラブ・スウィング〜色々な愛のかたち〜』というタイトルにちなみ、各出演者の“理想の愛の形”をクリスマスツリーに飾るオーナメントとして発表。桐谷は“飾らない愛”と書き「一緒にいて楽な、気を遣わないでいられる関係が理想で、すっぴんでもいいし、Tシャツにジャージでいても全然大丈夫な関係というのがすごく理想なんですよ。居心地の良さというのもすごく大事にしてて、そういう点では今回の里穂ちゃん、岡島と出会った時に、何か特別なことがあった訳じゃないけど、お互いに惹かれていったというの居心地の良さだったのかなとすごく思うので、ああいう関係性が理想です。」と語った。
最後に番組視聴者へのメッセージとして、桐谷は「色々な恋愛のパターンが詰まっているので、きっとどれか一つには皆さん共感してもらえる所があると思います。一緒にキュンってなったり、『切ないなぁ』ってなったり、『分かる!』って思いながら。今年の冬は寒いですから、この『ラブ・スウィング〜色々な愛のかたち〜』を観て、ほっこりしてもらえたらいいなと思います。」と伝え、会場を後にした。
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