各社高速データ通信サービスにおける通信速度制限内容まとめ!docomo Xi、SoftBank 4G、EMOBILE LTE、UQ WiMAXの違いは?



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LTEやモバイルWiMAXといった高速データ通信規格を利用したサービスが各社で導入されてきている。そういった中で通信速度が増すと、通信量も増えることから各社とも一定量のデータ通信を超えるとなんらかの制限を導入する施策を行なっている。

今回は、3月にイー・アクセスが「EMOBILE LTE」が開始したので、各社のLTEサービスおよびWiMAXサービスの通信速度制限内容のまとめた。

区分算定期間閾値制限内容参考URL
docomo Xi直近3日間約1GB通信速度が遅くなる事がある。ご注意事項
当月7GB上下共に最大128kbpsに制限。
2GBごとに2,625円支払いで制限解除
※2012年10月以降に適用
SoftBank 4G当月5GB上下共に最大128kbpsに制限。
2GBごとに2,625円支払いで制限解除
※2012年10月以降に適用
プレスリリース
EMOBILE LTE直近24時間300万パケット
(約366MB)
21時〜26時の間、通信速度を規制。
2014年5月以降、当月ご利用のデータ通信量が10GBを超えた場合、 当月末までの通信速度を制御。
よくあるご質問
UQ WiMAX制限なし


NTTドコモとソフトバンクモバイル(SBM)のLTEサービスについては、2012年10月以降の利用分について、通信量が一定量を超えると速度制限を実施(追加支払いで制限解除可能)するサービスとなっており、事実上「準定額」サービスと言える。

EMOBILE LTEについては、NTTドコモやSBMのように月間の通信量での制限は行われていないものの、直近24時間の通信量が366MBを越えるとトラフィックの多い夜時間帯の通信については制限が行われる。ただし、月間の通信量による規制は2014年5月以降に実施の予定とのことなので、これはしばらく先の話のこと。

今のところ、モバイルデータ通信サービスで唯一速度制限を行っていないのはUQ WiMAXのサービスで、速度制限などなどがなかったので、引越する前は自宅回線として使っていたし、特に一人暮らしの場合は、自宅回線として悪くない選択肢かなと思っている。

記事執筆:shimajiro


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各社のLTEサービス&WiMAXの通信速度制限内容まとめ | shimajiro@mobiler

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