ジョニー・デップ、『ダーク・シャドウ』のPRのために緊急来日決定


 『チャーリーとチョコレート工場』で大旋風を巻き起こし、前作『アリス・イン・ワンダーランド』では社会現象級の興行収入100億越えの大ヒットを記録。そんなティム・バートンとジョニー・デップの最強タッグが贈る、全世界待望のファンタジー大作『ダーク・シャドウ』。公開を前に、ジョニー・デップがティム・バートン監督と共に、緊急来日することが決定した。

 本作で主演のジョニー・デップは、自身初にして、これまでのヴァンパイア像の常識を覆し、海賊、お菓子屋、帽子屋を超える最高に魅力的で人間味あふれるヴァンパイア、バーナバス・コリンズ演じる。バーナバスは、彼が振った魔女アンジェリークの恨みを買い、最愛の人を失うだけでなく、不死のヴァンパイアに変えられ、生き埋めにされる。時は流れ、1972年。200年ぶりの眠りから目を覚ますと、かつて繁栄を誇った名家が、今は見る影もなく没落してしまっていた。コリンズ家の子孫と出会ったバーナバスは一家の復興を心に誓うのだが、200年もの間に世の中はすっかり様変わりしていて、バーナバスは何をやってもズレまくりとなり――。

 デップは、本作のベースであるTVドラマシリーズの大ファン。映画化権も自らの手で獲得した。「僕はずっとTVドラマ『ダーク・シャドウズ』に魅了されてきた。家に走っては帰ってテレビにかじりついて見ていた。子供の頃からジョナサン・フリットが演じたヴァンパイア一家の家長バーナバスを演じたかったんだ。」とコメントしている。

 新作映画の撮影中で多忙のデップは、来日が困難と言われていたが、日本着当日となる5月12日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行うジャパンプレミアと、13日に都内で行う記者会見に出席する見通しが急きょ整った。デップが本作のキャンペーンに登壇するのは、米国・英国・日本の現在3カ国のみの予定。日本のファンを特別に思うデップが、最新作を引っ提げってやってくる。デップの来日は、2011年3月の『ツーリスト』以来1年2ヶ月ぶり9度目。昨年の来日時に「日本に戻ってくる時は、いつも幸せな気持ちになります。いつも皆さんが暖かく迎えてくれる。とてもマジカルな体験です。日本は世界で最高の場所といつも思っています。また、日本に戻ってくるよ!」と語っていた。今回その言葉通りに約束を果たしてくれた。

 デップの来日で、いよいよ熱をおびてきた『ダーク・シャドウ』は、5月19日(土)、丸の内ルーブル他全国ロードショー!

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