個性派?!本格派?!モーグの名を持つシンセアプリ「Animoog」【iPadアプリ】
オシロスコープのようなビジュアルが美しいAnimoogシンセサイザー。 |
シンセサイザー通ならmoog製のアプリと聞くだけで「おっ!」と思うこと間違いなしの「Animoog」。moogシンセサイザーのエミュレーターではなく、未来の楽器とも言えるシンセサイザーとなっている。
今回はこの新しい楽器Animoogをみていこう!
■Animoogはどんなアプリ?
Animoogは、Anisotropic Synth Engine (ASE)音源を搭載している。基本的にオシレーター波形を選んで、フィルター、アンプでキャラクター作りするところまでは同じ。違う点は、音の時間的変化をオシレーターのモーフィングで行う点。モーフィングといえばKorgのWaveStationなどがあるが、Animoogはある意味、もっと激しい変調を加えたモーフィングをさせることができる。そしてそのモーフィングのタイムラインが、XYパッド上にグラフィカルに表示される。
キーボードにタッチすると、光がタイムライン上を移動し音が変化するといった凝ったビジュアル表示も楽しめる。このXYパッドに触れることでタイムラインを強制的にシフトして音をリアルタイム変調させることも可能だ。
音色変化を表す光がタイムライン上を動くビジュアルが美しい。
視覚的にわかりやすいエンベロープエディット画面。
モノフォニック、レガートなどの演奏設定以外に、スケール設定も細かく行える。
■Animoogはどうなの?
プリセット音色がリード系だけではなく強烈なSE系など、Animoogらしい豊富なサウンドが揃っている。サウンドメイキングも、選んだオシレーター波形がオシロスコープ風に表示され、フィルターやモーフィングによって波形が変わる様子が判り、シンセサイザーの基礎・実験用としても価値がある。
キーボードは上下タッチに対応しており、キーボードだけでも個別に変調を掛けることも可能だ。キーボードの概念もタッチパネルに合わせて、たとえばメジャーコードだけのキーボードなど必要な音階のみをピックアップして表示を変更できる。このように、タッチパネルである利点を活かしさらにキーボードやXYパッドによる自由な音色変化など、他に類を見ないアイディアの詰まった楽器に仕上がっている。
個性あるシンセサイザーとして、是非推したいアプリだ。
記事執筆:mi2_303
アプリ名:Animoog
価格:¥2,600
カテゴリ:ミュージック
開発者:Moog Music Inc
バージョン:1.0.1
条件:iPad 互換iOS 3.2 以降が必要
iTunes Store:http://itunes.apple.com/jp/app/animoog/id471638724?mt=8
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