藤原竜也、杏ら日本の俳優のスケールでは宇宙に行けない


 23日、東京・千代田区の丸の内ピカデリー1にて『おかえり、はやぶさ』の完成披露試写会が行われた。舞台挨拶には、出演の藤原竜也、杏、前田旺志郎、三浦友和、監督の本木克英が登壇。作品の見どころについて語ってくれた(イベント写真一覧)。

 旺志郎くんは「宇宙の格好良いなというところを観て欲しい」と率直な感想を。また、司会から藤原の印象を聞かれると「藤原さんは普段は優しいけど、ムチャ振りをしたり、悪さしたりする」と語り、会場をどっと沸かせた。また、杏については「足長ーーー!と思った」と子供らしいストレートな感想を漏らした。役柄の関係で、あまり旺志郎くんと絡まなかったことから、感想をもらえない三浦友和が少し寂しそうだった。

 その後、宇宙旅行をしたら何をしたいという質問に対して、それぞれ次のように答えた。

藤原竜也:UFOを見つけたい
:遠近法を使って、掌に地球をのせた写真を撮りたい
前田旺志郎:家をつくって、そこでカップラーメンを上に行きながら食べたい。
三浦友和:年齢的に断られるかと

 思い思いの夢を語ったが、4分の無重力体験で1500万円という値段と聞いて、全員「無理」と尻込み。「日本の俳優のスケールはこんなもんだ」という三浦からの皮肉めいた冗談に会場からは笑いが起こった。日本の俳優が宇宙に行くのはまだ先になりそうだ。

 最後に、JAXA名誉教授の的川泰宣氏、そして、今回、宣伝部長として生まれた“ゆるキャラ”の「はやぶさクン」が登場。ソーラーパネルを模した腕、ちぐはぐな目などのゆるいデザインである。約2メートル程の巨体を見て「宣伝で全国をまわる時にどうやって飛行機に乗るのだろう」とツッコミを入れられながらも、何とか的川教授からお墨付きのシールをもらうことができた。

 小惑星探査機「はやぶさ」を題材とした映画が続々と映画化されているが、その最後を飾るのが本作。ゆるキャラ「はやぶさクン」の活躍で成功に導くことができるのか注目である。

 映画『おかえり、はやぶさ』は、3月10日(土)全国ロードショー<3D・2D同時公開>

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