エリカ様が“演じる”のは「次々と事件を巻き起こしていくトップスター」


 第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した岡崎京子原作の「ヘルタースケルター」の映画化が決定した。

 監督は世界的フォトグラファーでもある蜷川実花。初監督作『さくらん』がベルリン国際映画祭・正式出品され、国内でも大ヒットを記録。第2作目である本作は「絶対に映画化したい」との思いで、約7年の歳月を要して実現させた。

 主演には、様々な面で話題に事欠かない沢尻エリカ。監督からの「りりこ役には、歓声と罵声とその両方を浴び続けてしなやかに立っている女性といえば、沢尻エリカしか絶対にいない!」とのオファーを快諾。究極の美貌とスタイルを手に入れながら、次々と事件を巻き起こしていくトップスター・りりこを演じる。「事件を起こす」という点においては、ある意味、沢尻本人とも通じるものがあるのではないだろうか。

 沢尻の他にも本作に出演する豪華キャストが続々決定(キャスト写真一覧)。ある事件を追う中でりりこに興味を持ち彼女の隠された正体に近づいていく検事・麻田には、実力派俳優・大森南朋。りりこのマネージャーとして事件に巻き込まれていくマネージャーには、最新作『キャタピラー』で第60回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞した寺島しのぶ。その他、綾野剛、水原希子、新井浩文、鈴木杏、寺島進、哀川翔、窪塚洋介、原田美枝子、桃井かおりなど個性あふれるキャストが集結した。

 監督やキャストからコメントが届いている。

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