【2011下半期アワードvol.4】やっぱり、ジェニファー・アニストンはセクシーだった


「2011年下半期アワード」と題し、2011年下半期に公開された作品の中から、ムービーエンター編集部員が独断と偏見でベスト10を紹介。「ヒーロー妄想のカンタ」「ドラマのサイトー」「映画は芸術ハラ」と3週に渡って紹介してきたランキングも、「映画はビビビ! のマサキ」で最後です。

第1位『モンスター上司』

 パワハラ、セクハラ、バカハラな上司を持った3人の部下が元詐欺師の指示の元、上司抹殺計画を実行するコメディ作品。きっと、みなさんが予想している結末で当たっています。ただ、そこへいくまでの展開には驚きと笑いが待っています。普通ではあり得ないことばかりなのでツッコミどころ満載ですが、ただただ純粋に楽しめます。誰と観ても楽しめる作品ではないでしょうか。セクシーな歯医者を演じたジェニファー・アニストンは、今年最もセクシーな女優に選ばれましたが、本作での役が影響しているかもしれませんね。

第2位『ステイ・フレンズ』

 「編集部的映画批評」で取り上げたラブコメです。『ブラック・スワン』のミラ・クニスと『ソーシャル・ネットワーク』などで俳優業が板についてきたジャスティン・ティンバーレイクという注目の2人が共演している作品です。内容が似ているという点で、ナタリー・ポートマン主演映画『抱きたいカンケイ』と比較されますが、本作は、NYとLA、それぞれの街に合った大胆な演出など、ラブコメの枠にはまらない展開が良かったです。友達、恋人はもちろん、気になる異性と観ても楽しめると思います。

第3位『ライオン・キング/ディズニー・デジタル3D』

 説明不要のディズニー映画。50作あるディズニー・アニメーションの中でも史上最大のヒット作だそうです。1994年に公開された同作を9カ月かけて3D化しました。細かいところまで影がつけられていて、限りなく実写に近い仕上がりになっています。新たに作り直された音楽によって、3D映像がさらに引き立てられ、素晴らしいの一言。吹替えのみの公開だったのが残念でしたが、名シーンを3D映像と音楽で堪能することができたので満足です。

第4位〜10位

 4位の『ちいさな哲学者たち』は、3歳から5歳までの2年間に、哲学の勉強クラスを設けるという教育を実践しているパリ郊外の幼稚園を取材したドキュメンタリー。子どもの素直さには驚かされると同時に見習うべきところがあると思いました。5位の『親愛なるきみへ』は“超”純愛映画。上半期に、下半期のおすすめ映画として挙げた作品です。相変わらずアマンダ・サイフリッドはかわいい。かわいい繋がりで、8位の『ラブ&ドラッグ』でヒロインを演じたアン・ハサウェイもとてもかわいいです。 それに対し、7位の『僕たちは世界を〜』は、向井理はもちろんのこと、松坂桃李がイケメンでした。彼は、最近、露出が増えてきたせいか“恋人にしたい有名人”では9位にランクインするほど。これからが楽しみな俳優ですね。

映画はビビビ! のマサキの2011下半期アワード

 1位 モンスター上司
 2位 ステイ・フレンズ
 3位 ライオン・キング/ディズニー・デジタル3D
 4位 ちいさな哲学者たち
 5位 親愛なるきみへ
 6位 サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-
 7位 僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.
 8位 ラブ&ドラッグ
 9位 探偵はBARにいる
10位 ステキな金縛り

ちょっと残念だった映画『ステキな金縛り』

 構想に10年を費やし、実現させた作品とあって、三谷作品常連のキャストが勢揃いする形となりました。深津絵里、西田敏行、阿部寛、竹内結子、浅野忠信、中井貴一といった主役級のキャストが揃えば、良い作品にならない訳がありません。ただ、ちょっと豪華過ぎのような気がして、残念でした。でも、「どうしたら有名な俳優を集め、撮影することができるのか?」という問いに対して、「僕が頼んでいるわけでなく、皆さんが『出たい、出たい』と言っているから仕方なく出してあげています(笑)」という冗談をかます三谷監督が好きなので、10位にランクインしました。

観なかったことが悔やまれる映画『ハリーポッターと死の秘宝 PART2』

 シリーズ第1作目となる『ハリー・ポッターと賢者の石』を観たきり、苦手なタイプの作品と敬遠していたのですが、あれから10年も経てば好みも考え方も変わって、楽しめたのかもしれません。ましてや、10年も続いたシリーズの最終章ですから、第1作目を観ておいて最後を見届けられなかったのは少し後悔しています。DVDで、ハリー・ポッターたちの成長ぶりをチェックしようと思います。


 以上、「映画はビビビ! のマサキ」のベスト10を紹介してきた。4週に渡って紹介してきた「編集部的下半期アワード」はいかがでしたか? まだ公開中の作品もあるのでチェックしてみてください。

2011下半期アワード
2011上半期アワード
編集部的映画批評

映画はビビビ! のマサキの2011年下半期総括

まだまだ映画勉強中ですが、だんだんと自分の好みの作品が分かってきたような気がします。苦手だと思っていた恋愛ものも案外いけるみたい。観たいと思わせる映画が多い下半期でした。2012年は、食わず嫌いせずにいろいろなジャンルの映画に挑戦してみようと思います。

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