GoogleとSamsung、Android 4.0 IceCreamSandwich搭載スマートフォン「GALAXY Nexus」を発表!11月発売開始



ついに最新Nexusシリーズが発表!

サムスン電子は、19日、中国・香港で「UNPACKED」と名付けられたイベントを開催し、Googleと共同で開発した次世代Androidとなる「Android 4.0(開発コード名:IceCream Sandwich)」を搭載した最新のAndroidスマートフォンのリファレンスモデルとなる「GALAXY Nexus」を発表しています。

世界各地で2011年11月に発売予定となっています。

01


GALAXY Nexusは、Googleが最新のAndroidプラットフォームを提供する上で、標準となる機能を搭載するリファレンスモデルの最新モデルです。過去には、リファレンスモデルにHTC製「Nexus One」やサムスン電子製「Nexus S」が提供されており、今では「Nexusシリーズ」となっています。

今回は、スマートフォン向けの「Android 2.x系(開発コード名:Eclair、Froyo、Gingerbrad)」とタブレット向けの「Android 3.x系(開発コード名:Honeycomb)」が統合された次世代プラットフォーム「Android 4.0(開発コード名:IceCream Sandwich)」が搭載されていることが最大の注目点となります。

Android 4.0は、マルチタスクの強化やさらに高速化されたWebページ表示機能、ウィジェットの高度な設定、カメラ撮影や連写速度の向上、動画撮影時の手ブレ補正追加などが新たに追加されます。

また、非接触ICカード「NFC」を使ってWebページやYoutubeに投稿されているムービーなどをペアリングなしですぐに共有したり、カメラを使ってユーザーの顔を認識してロックを解除する「フェイスアンロック」などの新機能も搭載されています。

03


GALAXY Nexusのスペックとしては、1.2GHzデュアルコアCPU、4.65インチHD(720×1280ドット)の有機EL「Super AMOLED HD」ディスプレイ、本体メモリがROMに16GBまたは32GB、RAMに1GB、フルHD(1080p)動画撮影をサポートした500万画素CMOSアウトカメラ、自分撮りやビデオチャットに利用できる130万画素CMOSインカメラ、1750mAhバッテリーとなっています。サイズは、大きさが67.94×135.5×8.94mm、質量が135gとなっています。

通信は、GSMおよびW-CDMA、LTEに対応しており、3GではHSPA+(下り最大21Mbps、上り最大5.76Mbps)に対応しています。他にも、2.4GHzおよび5GHzのデュアルチャンネルに対応した無線LAN(Wi-Fi「802.11 a/b/g/n」)やBluetooth 3.0+HS、NFCにも対応しています。ただし、日本国内でNTTドコモから発売予定の「GALAXY Nexus SC-04D」については、LTE規格の次世代高速データ通信サービス「Xi(クロッシィ)」には非対応となっています。



■ GALAXY Nexusスペック表
Network HSPA+ 21Mbps/HSUPA 5.76Mbps 850/900/1900/1700/2100
EDGE/GPRS 850/900/1800/1900
*LTE version will be available depending on the region.
Processor 1.2 GHz Dual Core Processor
Display 4.65” 1280X720 HD Super AMOLED
OSAndroid 4.0, Ice Cream Sandwich
CameraMain(Rear) : 5 MP AF with LED Flash with zero shutter lag and fast shot2shot
Sub (Front) : 1.3MP for Video Call
Video

Codec : MPEG4/H.263/H.264
Playback : 1080p@ 30fps
Recording : 1080p Full HD Video@ 30fps

Audio

Codec : MP3/AAC/AAC+/eAAC+

3.5mm Ear Jack

GoogleMobile Services

Android Market, Gmail, Google Earth, YouTube, Movie Studio
Google Maps 5.0 with 3D maps and turn-by-turn navigation
Syncing with Google Calendar, Google+ app

Connectivity

Bluetooth technology v 3.0
USB 2.0
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n (2.4GHz/ 5GHz)
NFC

Sensor

Accelerometer, Compass, Gyro, Light, Proximity, Barometer

Memory

1GB(RAM) + 16GB/ 32GB Internal memory

Size

135.5 x 67.94 x 8.94mm, 135g

Battery

Standard battery, Li-on 1,750 mAh



記事執筆:memn0ck


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
Samsung Mobile Press
Galaxy Nexus
Introducing Galaxy Nexus. Simple, beautiful, beyond smart - YouTube

■関連記事
パワフルで使いやすい、美しいOSを――Google、Android 4.0 IceCream Sandwichの国内向け説明会を開催【レポート】
Motorola、LTEに対応した厚さ7.1mmの薄型Androidスマートフォン「DROID RAZR」を発表
コレクション要素で意外とはまる!ハロウィンをテーマにしたゲーム「Prize Claw Halloween」【Androidアプリ】
NTTドコモ、GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01Dのフロントカメラに不具合でソフトウェア更新を提供開始
QWERTY入力が格段に速くなる!Androidスマートフォン「Vision 007HW」に搭載された最新文字入力エンジン「FSKAREN」をチェック【レビュー】

共有する

関連記事

【ケータイラボ】3Gハイスピード対応!超薄型ケータイ「709SC」

最近のSoftbank端末は薄型ケータイが多い。鞄に入れずポケットなどに入れて持ち運ぶユーザーとしては、薄くて軽い端末はかなりありがたい。今回発売された「709SC」も12.9mmといちばん薄いというわけではないが、かなり薄い端末である。…

【気になるPC】ワイド液晶搭載の高級モデルTシリーズ「ThinkPad T60p」レビュー

レノボの「ThinkPad T60p」は、ThinkPadシリーズならではの高い剛性と質感を持つ、同シリーズ最高級モデルだ。黒色でスクエアなデザインも同シリーズならではの特徴。レビューしたワイド液晶モデルの価格はメーカー直販サイトで397,950…

【ケータイラボ】au初のテレビ電話対応機種「W47T」

持ち歩いてさっと使う携帯電話にテレビ電話なんて必要なのかなぁと最初は思ったものだ。カップルや親子同士などではアリなんかなぁなどと思ったりもしていた。しかし、知り合いの聴覚障害者がテレビ電話機能を利用して手話で会話してい…

【ケータイラボ】最大800kbpsまで対応!W-OAM typeG対応通信端末「AX530IN」

「WX530IN」は、PHS高度化通信規格であるW-OAMをさらに高速化した「W-OAM typeG」に初めて対応したカード端末。2007年春より発売の予定。「AX530IN」は、PHS端末としては初めてQAM(Quadrature Amplitude Modulation:直交振幅変調)に…

【ケータイラボ】指紋センサーと1.3メガカメラを搭載!セキュリティに強い「WX321J」

「WX321J」は、ウィルコムの高度化通信規格「W-OAM」対応し、指紋センサーと1.3メガカメラを搭載した日本無線製の音声端末。価格はオープンプライスで、ウィルコムストアでの販売価格は、1万6,000円前後の見込み。発売時期は2月中旬予…