NTTドコモ、Xi対応の1.5GHzデュアルコアCPUや16GB内蔵メモリを搭載したハイスピードスマートフォン「GALAXY S II LTE SC-03D」を発表



GALAXY S IIがLTEに対応してよりハイスピードに!

NTTドコモは、18日、2011年冬から2012年春にかけて発売する予定の新モデル「2011-2012冬春モデル 新商品・新サービス」の発表会を行い、LTE規格の次世代高速データ通信サービス「Xi(クロッシィ)」や4.5インチSuper AMOLED Plusディスプレイ、デュアルコアCPUなどを搭載し、Android 2.3(開発コード名:Gingerbread)を採用したスマートフォン「GALAXY S II LTE SC-03C」(サムスン電子製)を発表しています。発売時期は、2011年11〜12月を予定。

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GALAXY S II LTE SC-03Cは、海外向けに発売されているLTE対応モデル「GALAXY SII LTE」をベースにしたハイスペックなAndroidスマートフォンです。

ディスプレイには、4.5インチワイドVGA(480×800ドット)のマルチタッチ対応静電容量式タッチパネル有機EL「Super AMOLED Plus」を搭載しています。カメラは、アウトカメラに有効約810万画素CMOS、インカメラに有効200万画素CMOSを搭載し、自分撮りやビデオチャットにも便利に利用できます。カメラ用LEDフラッシュライト搭載。

チップセットには、QUALCOMM製のベースバンドチップに3G/LTE対応「MDM9200」およびアプリケーションプロセッサに第3世代Snapdragon「APQ8060」を採用し、CPUが1.5GHzデュアルコア、GPUが最新のAdreno 220を搭載するという非常に高性能となっています。

1850mAhの大容量バッテリーを搭載で、いづれも検討中ながら、連続通話時間が約350分(3G)/約360分(GSM)、連続待受時間が約380時間(LTE)/約360時間(3G)/約350時間(GSM)となっています。サイズは、大きさが約69×130×9.5mm(最厚部約10.8mm)、質量が約130gとハイスペックながらスリムで軽量となっていますボディカラーは、ダークグレー(Dark Gray)の1色のみ。

通信方式では、GSMおよび3G(HSPA)、LTE方式に対応していて、Xiによる下り最大37.5Mbpsおよび上り最大12.5Mbps、FOMAハイスピードによる下り14.4Mbpsおよび上り最大5.76Mbpsでデータ通信できるほか、2.4GHzおよび5GHzのデュアルチャンネル対応の無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n準拠)やBluetooth 3.0+HS(HFP、HSP、OPP、SPP、HID、A2DP、AVRCP、PBAP、SAP)に対応しています。USBおよびWi-Fiテザリングにも対応しており、Wi-Fiテザリングでは、最大8台の無線LAN対応機器を接続して、Optimus LTE L-01Dの3GおよびLTE通信を利用可能です。

本体メモリは、データ保存用に16GB eMMC 、ワーキング用に1GB RAMで、外部メモリは、microSD/microSDHCカード(最大32GB)スロットを搭載していて、1GBのmicroSDカードが同梱されるということです。

HDMI接続(1080p)やDLNA機能、外部接続端子(microUSB)、ストラップ穴、3.5mmイヤホンマイク端子、電子コンパス、加速度センサ、照度センサ、近接センサ、NFCなども搭載しています。動作で操作できる「Precise Motion UX」に対応して、傾けて拡大・縮小やひっくり返して消音などの操作が可能となっています。

ソフトウェアでは、サムスン電子独自のユーザーインターフェイス「TOUCH WIZ 4.0 UX」やSocial Hub、Gamu Hub、電子書籍「BookLive」「eBookJapan」「マガストア」、ビデオマーケット、ビデオメーカー、オリコンスタイル、フォトエディター、Polaris Office、朝晩ダイエット、spritebackup、Find mi mobileなどをプリインストール。AndroidマーケットやSamsung Apps、ドコモマーケットからアプリを追加できます。

記事執筆:S-MAX編集部


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