NTTドコモ、Xi対応の1.2GHzデュアルコアCPUや4.3インチHD液晶、防水、おサイフ、ワンセグ、16GB内蔵メモリ搭載の全部入りスマートフォン「MEDIAS LTE N-04D」を発表



全部入りかつメモリも16GBを搭載!

NTTドコモは、18日、2011年冬から2012年春にかけて発売する予定の新モデル「2011-2012冬春モデル 新商品・新サービス」の発表会を行い、LTE規格の次世代高速データ通信サービス「Xi(クロッシィ)」や4.3インチHD液晶、デュアルコアCPU、防水、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線などの“全部入り”とも言える機能を搭載し、Android 2.3(開発コード名:Gingerbread)を採用したスマートフォン「MEDIAS LTE N-04D」(NECカシオモバイルコミュニケーションズ製)を発表しています。発売時期は、2012年2月を予定。

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MEDIAS LTE N-04Dは、次世代高速データ通信サービスのXiや4.3インチHD液晶、1.2GHzの高性能デュアルコアCPUを搭載したフラッグシップモデルのAndroidスマートフォンです。また、国内需要の高いおサイフケータイや防水機能(IPX5およびIPX7準拠)、ワンセグ、赤外線機能、緊急地震速報にも対応。本体内蔵メモリが16GBと大容量なのも嬉しい点です。

サイズは、大きさが約67×131×9.9mm、質量が約149gで、ボディーカラーには、アドバンストブラック(Advanced Black)の1色のみが用意されています。

ディスプレイには、342dpiの高精細な4.3インチHD(720×1280ドット)のマルチタッチ対応静電容量式タッチパネルTFT液晶を搭載しています。カメラには、有効約810万画素CMOSを搭載。バッテリーは、1520mAhと標準的で、連続通話時間および連続待受時間については、検討中ということです。

通信方式では、GSMおよび3G(HSPA)、LTE方式に対応していて、Xiによる下り最大37.5Mbpsおよび上り最大12.5Mbps、FOMAハイスピードによる下り14.4Mbpsおよび上り最大5.76Mbpsでデータ通信できるほか、無線LAN(IEEE802.11b/g/n準拠)やBluetooth 4.0(HFP、HSP、OPP、A2DP、AVRCP、PBAP、SPP、PXP、ANP、PAS、FMP、TIP)に対応しています。Wi-FiテザリングやPCと連携できる「PC-LINK」にも対応しています。

チップセットには、QUALCOMM製のベースバンドチップに3G/LTE対応「MDM9200」およびアプリケーションプロセッサに第3世代Snapdragon「APQ8060」を採用し、CPUが1.2GHzデュアルコア、GPUが最新のAdreno 220を搭載するという非常に高性能となっています。

本体メモリは、データ用に16GB、ワーキング用に1GB RAMで、外部メモリは、microSD/microSDHCカード(最大32GB)スロットを搭載しています。microHDMI(タイプD)端子によるHDMI接続やDLNA機能(DTCP-IP対応)、外部接続端子(microUSB)によるUSBホスト機能、FMトランスミッタ、Dolby Mobile v3、プリンター&スキャナ連携にも対応。3.5mmイヤホンマイク端子、地磁気センサ、加速度センサ、角速度センサ、照度センサ、近接センサなども搭載しています。

ソフトウェアでは、タップサーチ、ATOK+T9、MEDIAS Beauty、MEDIAS WELLNESS、MEDIAS NAVI、おまかせコピーなどに対応。さらに、最新の近距離無線技術であるBluetooth low energyに対応し、G-SHOCKへ着信を転送したり、MEDIAS LTE N-04Dを操作したりできる「G-SHOCK連携」に対応しています。

記事執筆:S-MAX編集部


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