NTTドコモ、Xi対応の1.5GHzデュアルコアや4.5インチHD液晶、おサイフケータイ、ワンセグ搭載ハイスペックスマートフォン「Optimus LTE L-01D」を発表



1.5GHzデュアルコアや4.5インチHD液晶搭載のXi対応スマートフォン!

NTTドコモは、18日、2011年冬から2012年春にかけて発売する予定の新モデル「2011-2012冬春モデル 新商品・新サービス」の発表会を行い、LTE規格の次世代高速データ通信サービス「Xi(クロッシィ)」や329dpiの高精細4.5インチHD液晶、1.5GHzデュアルコアCPUを搭載した非常にハイスペックなAndroid 2.3(開発コード名:Gingerbread)を採用したスマートフォン「Optimus LTE L-01D」(LGエレクトロニクス製)を発表しています。また、海外メーカーながらおサイフケータイやワンセグにも対応しています。発売時期は、2011年12月を予定。

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Optimus LTE L-01Dは、海外向けに発売されているLTE対応モデル「Optimus LTE」をベースに、国内で需要の高いおサイフケータイやワンセグに対応した非常にハイスペックなAndroidスマートフォンです。ただし、国内向け機能として“三種の神器”のもうひとつとなる赤外線機能には、対応していません。

外観としては、大画面ディスプレイを搭載しながら持ちやすい緩やかなラウンドフォルムを採用し、実際の大きさを感じさせない手に馴染むスタイリッシュな薄型フラットデザインとなっており、本体を取り囲むメタル製のキャラクターラインが微妙な色使いで見る角度によってさまざまな表情を見せるようになっています。

ディスプレイには、329dpiの高精細な4.5インチHD(720×1280ドット)のマルチタッチ対応静電容量式タッチパネルIPS液晶を搭載し、広視野角で高輝度な画面となっています。特に、LGディスプレイが開発・製造した最高クラスのAH-IPS液晶を採用した上に、LGエレクトロニクスの液晶テレビの技術を応用し、非常に美しい映像が表示できるということです。また、ディスプレイを覆う部分には、強化ガラス「Coming Gorillaガラス」となっています。

チップセットには、QUALCOMM製のベースバンドチップに3G/LTE対応「MDM9200」およびアプリケーションプロセッサに第3世代Snapdragon「APQ8060」を採用し、CPUが1.5GHzデュアルコア、GPUが最新のAdreno 220を搭載するという非常に高性能となっています。

また、これらの大画面ディスプレイや高性能プロセッサを支えるために、1800mAhという大容量のバッテリーを採用しています。連続通話時間および連続待受時間については、検討中ということです。

サイズは、大きさが約68×133×10.7mm(最厚部約11.4mm)、質量が約135gで、ボディーカラーには、ブラック(BLACK)とレッド(RED)の2色が用意されています。

カメラには、アウト(背面)に有効約810万画素CMOS、イン(前面)に有効約127万画素CMOSを搭載し、自分撮りやビデオチャットにも便利に利用できます。

通信方式では、GSMおよび3G(HSPA)、LTE方式に対応していて、Xiによる下り最大37.5Mbpsおよび上り最大12.5Mbps、FOMAハイスピードによる下り14.4Mbpsおよび上り最大5.76Mbpsでデータ通信できるほか、無線LAN(IEEE802.11b/g/n準拠)やBluetooth(2.1+EDR)に対応しています。USBおよびWi-Fiテザリングにも対応しており、Wi-Fiテザリングでは、最大5台の無線LAN対応機器を接続して、Optimus LTE L-01Dの3GおよびLTE通信を利用可能です。

本体メモリは、ROMが4GB、RAMが1GBで、外部メモリは、microSD/microSDHCカード(最大32GB)スロットを搭載していて、16GBのmicroSDHCカードが同梱されるということです。HDMI接続やDLNA機能、Wi-Fiダイレクトにも対応。外部接続端子(microUSB)や3.5mmイヤホンマイク端子、電子コンパス、加速度センサ、照度センサ、近接センサなども搭載しています。

別売オプションとして、卓上ホルダ(L12)やHDMI変換ケーブル(L01)などが用意されます。

ソフトウェアでは、2011年夏モデルとして販売中の「Optimus bright L-07C」でも対応したいたホームアプリ「docomo Palette UI」や動作で操作できる「ジェスチャーUI」に対応して、より直感的に操作できるようになっています。ジェスチャーは、本体を裏返すことで着信音の消音やアラームのスヌーズなど操作が可能な「フリップアクション」が利用可能となっています。また、新感覚の「ウェブブラウジングUI」でWeb閲覧がより簡単に行えます。

さらに、LG独自機能のBluetoothやUSB経由でPCに接続し、スマートフォンを遠隔操作できる「LG OnーScreen Phone」にも対応しているほか、LG独自アプリ配信サービス「LG World」や電子ブックサービス「BookLive!for LG」、ドコモ向けサービス「spモードメール」や「ドコモマーケット」、「ドコモあんしんスキャン」にも対応し、「Video Market」や「Real Talk」、「2Dfacto」、「地球書店」、「デコメ絵文字POP」、緊急地震速報に対応した「エリアメール」、オフィスビューア「Polaris Office」など、多数のプリインストールアプリが用意されています。

記事執筆:S-MAX編集部


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