明日発売!軽い597gの10.1インチ防水タブレット「ARROWS Tab LTE F-01D」を先取りレビュー【レポート】


お風呂でも使える防水機能がついたXiタブレット「ARROWS Tab LTE F-01D」登場!

いよいよ明日19日発売となるLTE規格の次世代高速データ通信サービス「Xi(クロッシィ)」に対応したAndroidタブレット「ARROWS Tab LTE F-01D」(富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製)。

Xiによる最大受信速度37.5Mbpsに加えて、防水やワンセグ、DLNA連携など、インターネット接続以外にも強みがあることが特徴となっている。

今回は、試作機を借りることができたので、実際にDLNA接続などをしてAV機能をチェックしてみたいと思う。

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まずは、本体サイズから。液晶画面は10.1インチの1280×800ドット、画面比率16:10のディスプレイが搭載されていることもあり、長辺が262mmとなっている。写真は、左からF-01D、L-06C、iPad 2。L-06Cより一回り大きい。



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厚みは、約11.3mmということもあり、iPad 2に比べるとやや厚めだが、本体サイズが大きいこともあり分厚く感じることはない。重さは、数値上では約597gでiPad 2よりほんの少しだけ軽いイメージを受けるが、実際に手にしてみると端末が大きいためなのかズッシリ感がなく軽いと感じた。

背面がプラスチックであったり、側面の端子カバーの構造上、iPad 2の様な剛性感はないが、これらの仕様は他にはない防水性能のためとなっている。



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防水性能を高める上で端子カバーの開け閉めはできれば控えたいところだが、F-01Dには充電ができる卓上ホルダが付属する。角度的にもAV機能を楽しむ上で有意義に使えるアイテムとなっている。

この卓上ホルダは充電のみでUSBによるデータ通信はできないのものとなっている。USBによるデータ通信を行う場合は、側面の端子に接続して行う必要がある。



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本機の左右にはスピーカーが内蔵されており、ステレオで音声を楽しむことができる。またスピーカーが正面に向いていることも特徴となっている。ワンセグ視聴や音楽・動画再生、DLNA機能などで役立つ。



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ドコモのUIMカードは、Xiと言うこともあり赤いUIMカードとなっているが、本機は更にminiUIMカード(microSIMカード)となっているので注意が必要だ。機種変更する場合は、通常のUIMカードと交換となる。



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Android 3.2と言うことで、アプリの拡大表示が可能となったりと細かい部分の作り込みがされていて、使いやすくなった印象だ。



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マルチタッチは10個まで対応。この画面はスマートフォンサイズのため中央に小さく表示されているが、画面下の表示サイズ変更ボタンをタップすることで、画面一杯まで拡大表示させることができるようになった。



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honeycomb標準の他に5つのスタイルが登録されている。爽やか目やシックなものの他に、キッズ向けの明るいスタイルも用意されている。家族で使用する場合に良さそうだ。



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日本語入力は、通常のQWERTキーボードの他にテンキー入力、手書き入力が用意されている。画面下のQWERTYボタンを長押しすると左右に分割したQWERTYキーによる入力が可能となる。

指の移動を最小限に抑えることができるので便利だが、両手で入力するので少し慣れが必要な印象だ。



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ワンセグ機能は、アンテナ無しで使えるので便利だ。アンテナが無いため受信感度が心配だが、普通にワンセグが観れるところであれば問題ない。卓上ホルダで固定して全画面表示にするとちょっとしたテレビとして使える。

キッチンなどで手が濡れたり汚れていることを想定した、ハンドジェスチャーコントロールも面白い機能だ。正面のカメラの前に手をかざしてボリュームやチャンネルをコントロールすることができる。癖があるのか、反応しないこともあったが本体を触らずにコントロールできて便利だ。



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DNLA連携はデジオン製のDiXiM Playerがインストールされている。本機をWi-Fi接続してDiXiM Playerを起動すると、簡単にネットワーク上のDTCP-IP対応のDLNA機器がリストアップされる。接続したDNLAサーバーを選択すると、フォルダが表示され動画や音楽、写真などのコンテンツを楽しむことができる。

ワンセグは解像度の関係上、大画面での視聴は厳しいがDNLA接続による地デジ・BSデジタルなどを録画した番組視聴は美しいHD画質で楽しめる。DNLA対応のHDDレコーダーなどを活用したい人には是非オススメしたい機能の一つだ。


富士通製端末と言うこともあり、サクサクタッチパネルによる操作の追従性や滑らかなスクロールなど細かいチューニングされている。デュアルコアの1GHzということで、ハイスペックタブレットという印象は薄いがこれらのチューニングによってレスポンスが悪いと感じることはない。

Xiによる高速通信や、テザリングなどの基本機能はもちろんだが、お風呂で使えたり、ワンセグ視聴やDNLAによる地デジ録画番組視聴など、大画面タブレットだからこそ使いたい機能が盛り込まれていて魅力的だと感じた。

記事執筆:mi2_303


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