日本最小カードサイズスマホの魅力は?イーモバとソニエリが放つ「Sony Ericsson mini」を写真で徹底解説【レポート】


イー・モバイルからソニエリ端末日本上陸!

イー・アクセスは、13日、携帯電話事業「イー・モバイル」向けに新しいスマートフォン「Sony Ericsson mini S51SE」(ソニー・エリクソン製)を発表した。

Sony Ericsson mini S51SEは、海外で「Xperia mini」として販売されているモデルをベースにした機種で、イー・モバイルから発売されるということもあり、その小ささを活かした「Pocket WiFiシリーズ」に代表されるテザリング対応のモバイルWi-Fiルーターと、ソニーの世界でもあるAVエンターテインメントが軸となったスマートフォンだ。

今回は、発表会会場で実際に実機を触ることができたので、Sony Ericsson mini S51SEの外観や機能について写真でレポートをしたいと思う。

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写真は、左からXperia arc、Xperia acro、Xperia ray、Sony Ericsson miniを比較したもの。

Sony Ericsson miniの特徴は、なんといってもその小ささ。プレゼンのスライドでも手のひらに収まるサイズ、カードサイズである点をアピールしていた。本体サイズは、約88mm(高さ)×52mm(幅)×16mm(厚さ)となっており、クレジットカードの85.6mm(高さ)×54mm(幅)に近いことがわかる。重さは、99g。

OSは\、Android 2.3(Gingerbread)、CPUはSnapdragon MSM8255 1GHzが搭載されている。ディスプレイサイズは3.0インチ480×320ドットのHVGAとなっている。HVGAと言う事もあり、1GHz動作のSnapdragonでもサクサク動く印象だ。

ソニー・エリクソン端末というこで、モバイルブラビアエンジンの映像表現と、顔認識や様々な撮影モードを搭載した500万画素カメラ、HD動画撮影機能、PC CompanionやMediaGOによる音楽・動画のPC連携などが特徴となっている。サイズが小さいこともあり鞄やポケットに入れても邪魔にならないので、ミュージックプレイヤーとしての使い勝手もいいだろう。

UIは片手で操作しやすいように、画面四隅にカスタマイズ可能なアイコンを配置した新UIが採用されている。4インチを越える大型ディスプレイの場合、片手操作では画面上部をタッチしづらいことがあるが、本機はサイズが小さいこともありタッチしづらいと言うことは一切なかった。むしろ四隅という押し間違えることがない場所にアイコンが並んでいるので、使い勝手も良く初心者にもおすすめできる機能だといえる。

テザリング機能は、最大5台までの機器接続が可能となっている。Pocket WiFi機能もウリとなっている本機は、ホーム画面に用意されたPocket WiFiのウィジェットをタップするだけで、Wi-Fiルーター機能がオン・オフ出来るようになっている。シンプルにねん契約であれば、データ通信及びテザリング込みの月額料金が5000円を切る料金設定となっている点も特徴だ。

Pocket WiFiということもあり、気になる連続使用時間だが連続通信時間は約4時間で、他のPocket WiFi製品と同じ連続使用時間となっているようだ。


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本体カラーはブラックとホワイトの2色。Xperia miniがベースとなっているが、XperiaではなくSony Ericsson miniということもあり、ホームボタンの上にはXperiaのロゴの刻印はない。



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本体背面はブラックとホワイトはマット仕上げ、付属のダークブルーとダークピンクのリアカバーは光沢仕上げとなっている。



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ブラック、ホワイトともにこの2種類のリアカバーが付属する。



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本体右側面には、シャッターボタン、ボリュームボタンがある。



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リアカバーは本体右側面から外す。



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本体下部には、USB端子とイヤフォン端子がある。



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本体上部には、電源スイッチと通知LEDがある。



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本体のサイズ感。厚みがあるが、サイズが小さいこともあり手にフィットする印象。



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ホーム画面の四隅に用意されたアイコン。メールなどのアイコンをタップするとメールが起動する(写真=左)。右上のアイコンをタップすると大きく表示されアイコンを選択できるようになる(写真=右)



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ヘッドセットやヘッドフォンを接続したときにアプリを起動させるLiveWare(写真=左)。ヘッドフォンを接続したときに立ち上がるアプリを設定できる(写真=右)



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付属のイヤフォンを接続するとPlayNowが起動した。



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付属のイヤフォンは、マイク付きとなっている。



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バッテリー容量は、1200mAh。本体サイズギリギリにバッテリーが詰まっている印象だ。



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500万画素の静止画とHD動画撮影が可能なカメラ。



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電源ボタン長押しで表示されるメニューにはスクリーンショット機能が搭載されている(写真=左)。スクリーンショットを撮るとすぐに共有や壁紙設定などが表示されるので便利だ(写真=右)。



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Androidバージョンは2.3.4(写真=左)。本体ROMは1GBで空き容量は314MBとなっている(写真:右)。


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発売は2011年10月28日、本体価格はベーシック計約で39,800円、シンプルにねん契約の一括払いで29,840円(月額料金3,795円)、端末代100円で月額4,995円の3タイプが用意されている。

ちなみにSIMロックは掛かっていないとのことだ。

記事執筆:mi2_303


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