ソニー、Androidタブレット「Sony Tablet」を正式発表!9.4インチのSシリーズと5.5インチデュアルディスプレイのPシリーズ



Sony Tabletが正式発表!

ソニーは、1日、すでに4月に今秋に発売予定であることが発表されていた“SONYブランド”のAndroidタブレット「Sony Tablet(ソニータブレット)」シリーズを正式に発表しています。

今回発表されたのは、Sシリーズ3モデルとPシリーズ1モデル。Sシリーズは、無線LAN(Wi-Fi)のみ搭載で内蔵ストレージが16GBの「SGPT111JP/S」および32GBの「SGPT112JP/S」、無線LAN(Wi-Fi)および3G(W-CDMA)を搭載した内蔵ストレージが16GBのSGPT113JP/S」となっています。一方で、Pシリーズは、無線LAN(Wi-Fi)および3G(W-CDMA)を搭載した内蔵ストレージが4GBの「SGPT211JP/S」です。

発売日は、SシリーズのWi-Fiのみ2モデルが2011年9月17日(土)、残りのSシリーズのWi-Fi+3GモデルおよびPシリーズが2011年10〜11月を予定しています。

Sony Tabletは、ネットワークを通じてさまざまなコンテンツを大画面で自在に楽しむ「リッチ メディア エンタテインメント」を提供することができるAndroidをプラットフォームに採用したタブレットです。

9.4インチのディスプレイを搭載したSシリーズと、2つの5.5インチディスプレイを搭載し折りたたみデザインタイプのPシリーズが用意されています。Pシリーズは、折りたたみすることでより小さく持ち運べるため、常にバッグなどに入れて持ち運べることも可能で「モバイル コミュニケーション エンタテインメント」を楽しめるようになっています。

それぞれの詳細については、以下の通りとなっています。

■ “Sony Tablet” S シリーズ
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“Sony Tablet” S シリーズは、プラットフォームにAndroid 3.1(開発コード名:Honeycomb)を採用し、無線LANのみのモデル(内蔵メモリが16GBの「SGPT111JP/S」および内蔵メモリが32GBの「SGPT112JP/S」)およびAndroid 3.2(開発コード名:Honeycomb)を採用し、3G(W-CDMA)と無線LAN(Wi-Fi)を搭載したモデル(内蔵メモリは4GBの「SGPT113JP/S」)の3モデルが用意されています。

ともに、CPUにデュアルコアのNVIDIA Tegra 2 1GHzモバイルプロセッサと、9.4インチWXGA(1280×800ドット)TFTカラー液晶の大型ディスプレイを採用したことで、大画面上でWeb ブラウジングや各種のネットワークサービス、豊富なアプリケーションなどを快適に操作、閲覧することが可能です。
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無線LAN(IEEE 802.11b/g/n準拠)やmicroUSB-AB 2.0(ホスト機能対応)、3.5mmステレオミニイヤホンマイクジャック、Bluetooth 2.1+EDR、赤外線、SD/SDHCメモリカードスロット、3軸加速度センサー、ジャイロセンサー、デジタルコンパス、照度センサー、有効511万画素“Exmor for mobile”CMOSセンサー搭載HDアウトカメラ、有効30万画素インカメラなどを搭載しています。

サイズは、大きさが約241.2mm×174.3mm×10.1mm(最厚部20.6mm)、Wi-Fiのみモデルで質量が約598g、3G+Wi-Fiモデルで約625g。重心を片側に寄せた偏重心デザインを採用することで、手にしたときの軽量感と持ちやすさを実現するなど、長時間使用での快適性を追求しているということです。
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■ “Sony Tablet” P シリーズ
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“Sony Tablet” P シリーズは、タブレット向け最新プラットフォームのAndroid 3.2を採用し、CPUにデュアルコアのNVIDIA Tegra 2 1GHzモバイルプロセッサを搭載しています。通信機能は、Wi-Fiに加え、外出時などにも便利な3Gに対応です。
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5.5インチディスプレイを2つ搭載し、折りたたむことで、大きさが約180mm×26mm×79mm、約372g のコンパクトサイズになるため、持ち出した先でも3G 回線を介して、さまざまなサービスを楽しめるように作られています。開いたときは、大きさが約180mm×14mm×158mmとなります。内蔵ストレージが4GB。
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無線LAN(IEEE 802.11b/g/n準拠)やmicroUSB-B 2.0、3.5mmステレオミニイヤホンマイクジャック、Bluetooth 2.1+EDR、赤外線、microSD/microSDHCメモリカードスロット(2GB同梱)、3軸加速度センサー、ジャイロセンサー、デジタルコンパス、照度センサー、有効511万画素“Exmor for mobile”CMOSセンサー搭載HDアウトカメラ、有効30万画素インカメラなどを搭載しています。
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その他、専用アクセサリーとして、Sシリーズ向けに、クレードル「SGPDS1」やACアダプター「SGPAC10V1」、液晶保護シート「SGPFLS1」、キャリングケース「SGPCK1」、キャリングカバー「SGPCV1/B」(ブラック)・「SGPCV1/T」(ブラウン)・「SGPCV2」(グレー)、USBアダプターケーブル「SGPUC1」、Pシリーズ向けに、リチャージャブルリチウムイオンバッテリーパック「SGPBP01」、ACアダプター「SGPAC5V2」、液晶保護シート「SGPFLS2」、キャリングポーチ「SGPCP1」、キャリングケース「SGPCK2」、着せ替えパネル「SGPC1/B」(ブラック)・「SGPC1/W」(ホワイト)、共通アクセサリーに、Bluetoothキーボード「SGPWKB1」が発表されています。

Sシリーズ向けがすべて9月17日、Pシリーズ向けが10〜11月、Bluetoothキーボードが10月8日に発売で、すべてオープン価格となっています。

なお、今回の新商品は、銀座・ソニーショールームやソニーストア名古屋、ソニーストア大阪にて、9月1日(木)から先行展示を行っています。興味がある人は、実際に、タッチ&トライしに行ってみてはいかがでしょうか。

記事執筆:memn0ck


■関連リンク
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Android(TM)搭載タブレット端末“Sony Tablet”2機種発売 | プレスリリース | ソニー

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