堂々と欲しかったBDドライブを買うチャンス!パソコンを薄型テレビのBDレコーダーにして、父の威厳を復活だ


家庭内での父の威厳を復活させる方法として、前回はiPadをテレビ化する技を紹介した。「iPadをテレビ化しただけでは、まだまだ父の威厳を復活できない」とお嘆きの人に向けて、さらなる裏技をお届けしよう。

地上アナログ放送の停波にともない、薄型テレビを購入したご家庭は多いだろう。最近の薄型テレビには、必ずと言ってよいほど、録画機能を備えた製品が多い。薄型テレビに内蔵していない製品であっても、外付けのハードディスク(HDD)を接続することで、録画機能を使える機種が増えてきた。

そうしたテレビでは、録画したテレビ番組が知らず知らずのうちに増えていき、ついにはHDDが一杯になって録画ができなくなってしまう。

こうした事態を防ぐためには、ブルーレイディスク(BD)・レコーダーを購入して、録画したテレビ番組をBDに焼けばよいわけだが、そのためには5万円くらいの出費は覚悟しなければならない。

この出費を抑え、あまったお金で奥さんや子供にプレゼント、あるいは家族で夏休みを過ごす費用に使えば、お父さんの株も一気に上がること間違いなしだろう。

そこで今回は、ブルーレイディスクドライブ「BRD-U8DM」を堂々と購入して、薄型テレビのBDレコーダーにする神業を紹介しよう。
ブルーレイドライブ「BRD-U8DM」

「BRD-U8DM」は、DTCP-IPによるネットワークダビングに対応した外付型ブルーレイドライブだ。

パソコンの周辺機器だが、薄型テレビに録画したテレビ番組を、ホームネットワーク経由でBD・DVDメディアに保存することができる。

「録りためた番組をブルーレイにダビングしたいけど、テレビにはブルーレイドライブが付いていない。」と悩んでいる人には、オススメの神アイテムなのだ。

■「BRD-U8DM」をBDレコーダーにしよう
「BRD-U8DM」を薄型テレビのBDレコーダーにするためには、パソコンと「BRD-U8DM」をUSB接続したのち、薄型テレビをパソコンと同じネットワークに接続する。

パソコン側では、あらかじめBDドライブのユーティリティを起動しておくだけで良い。
たったこれだけで、すべての準備は完了だ。
パソコンと「BRD-U8DM」をUSB接続したのち、薄型テレビをパソコンと同じネットワークに接続する

パソコン側では、BDディスクのユーティリティを起動しておこう。

○テレビ番組をダビングしよう
薄型テレビをパソコンと同じネットワークに接続すると、パソコンに接続したBDレコーダー「BRD-U8DM」が、録画したテレビ番組のダビング先として指定できるようになる。
BDレコーダー「BRD-U8DM」が、録画したテレビ番組のダビング先として指定できるようになる。

パソコンに接続したBDドライブであるにも関わらず、BDレコーダーと同じ感覚で、薄型テレビのリモコンから操作することができるのだ。この時、ブルーレイディスクにダビングできる回数は、ダビング10番組なら「ダビング9回、ムーブ1回」、コピーワンス番組なら「ムーブ1回」と、これもBDレコーダーにダビングするときとまったく同じだ。
著作権保護されたテレビ番組は、コピー可能回数が限られる

BDへの書き込みは、テレビの画面で確認できるので、わざわざパソコンの前まで行く必要がない。
BDへの書き込みは、テレビの画面で確認できる。

つかった製品はこちら。
・ノートパソコン
・東芝〈レグザ〉
ブルーレイディスクドライブ「BRD-U8DM」
無線LANルーター「WN-G300DGRシリーズ」

アイ・オー・データ機器のブルーレイディスクドライブ「BRD-U8DM」をパソコンに繋いで、薄型テレビの録画用BDレコーダーとして使用してみたところ、テレビのリモコンから簡単に操作することができ、なかなか快適にBDへのダビングが行えた。

BDにはBD-AV形式で保存されるので、パソコンだけでなく、対応のブルーレイプレイヤーやPlayStation 3でも再生できる。録ったドラマを自室でじっくり楽しむこともできるというわけだ。

このシステムの素晴らしいところは、「テレビ番組をBDにダビングして残す」という大義名分で、ブルーレイドライブ「BRD-U8DM」を購入できる点だ。「BRD-U8DM」は、実売価格が1万8,000円前後で販売されている。

5万円の予算があれば、あまったお金で奥さんや子供にプレゼントしたり、家族で夏休みを過ごす費用に使えば、お父さんの株が一気に上がることだろう。

アイ・オー・データ機器

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