最新規格「AVCHD Ver.2.0」に対応したソニーのブルーレイレコーダー!で、AVCHD Ver.2.0って


ゲームにPC、テレビ、レコーダーと3Dに力を入れているソニーは、3Dに対応したBDレコーダーのエントリーモデル「BDZ-AT750W」「BDZ-AT350S」の2機種を8月6日に発売する。

3D動画や60p(プログレッシブ)動画を追加したハイビジョンビデオカメラ規格「AVCHD Ver.2.0」に対応しているため、3D動画や60p動画のHDDへの取り込み、編集、ブルーレイディスクへ保存できる。さらに、Android端末との連係も強化している。

ところで、AVCHD Ver.2.0とはどんな規格なのだろうか。

AVCHD Ver.2.0は7月1日に発表されたばかりの新しい規格で、3Dをサポートする「AVCHD 3D」、プログレッシブ(1080/59.94pか1080/50p)対応の「AVCHD Progressive」、その両方に対応した「AVCHD 3D/Progressive」が含まれている。

実はソニーは、すでに「AVCHD 3D」対応のビデオカメラとして「HDR-TD10」を発売している。3D対応のカメラでは、左右の目に対応した画像を横に並べたように記録するサイドバイサイド方式を持つモノもあるが、「HDR-TD10」は左右の両画像をフルハイビジョンで記録できるフレームパッキング方式を採用している。発表当時は、「AVCHD 3D」の規格が完全には固まってなく、どのように転ぶかが分からなかったが、これで晴れて標準規格となったのだ。

実際、フルHDの2画面を1つにまとめているのだが、データ転送レートは1920×1080/60i×2で28Mbpsと現在のBSデジタル放送(24Mbps)で送れないほどのデータ転送レートとなっている。しかし、今年、BS放送が再編され、それに伴い画質向上やデータ放送の拡充などを目的に帯域が拡大されるとしている。実際、D-VHSを発売していたメーカーから、今後、D-VHSで録画可能な転送レートを超える可能性があるとアナウンスしていることからも分かる。
現在、BSで放送されている3D番組はサイドバイサイドだが、今後、フルハイビジョンのAVCHD 3D対応番組が登場可能性もあるのだ。

ソニー

ITライフハック
ITライフハック Twitter

■ソニーに関連した記事をもっと見る
ノートPCがより長持ちする時代へ!ソニー、高容量リチウムイオン二次電池"Nexelion"を開発
6日にPSNが全面再開!ゲームやアニメの無料コンテンツもお忘れなく
ハイビジョンの4倍!圧倒的な鮮明度で女性の魅力を伝える次世代雑誌が今夏発売
高性能と携帯性を両立させた新モデル!VAIO「Zシリーズ」の魅力はココだ

SONY 日本製 ビデオ用BD-R 追記型 片面2層50GB 2倍速 ホワイトプリンタブル 10枚P 10BNR2VCPS2SONY 日本製 ビデオ用BD-R 追記型 片面2層50GB 2倍速 ホワイトプリンタブル 10枚P 10BNR2VCPS2
販売元:ソニー
(2010-08-20)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

共有する

関連記事

【ケータイラボ】3Gハイスピード対応!超薄型ケータイ「709SC」

最近のSoftbank端末は薄型ケータイが多い。鞄に入れずポケットなどに入れて持ち運ぶユーザーとしては、薄くて軽い端末はかなりありがたい。今回発売された「709SC」も12.9mmといちばん薄いというわけではないが、かなり薄い端末である。…

【ケータイラボ】ワンセグ放送が見れる!BRAVIAケータイ「SO903iTV」

「SO903iTV」は、ワンセグ放送を視聴できるBRAVIAケータイ。ソニーとソニー・エリクソンが共同開発した高画質技術「モバイルBRAVIAエンジン」を搭載し、コントラストが高く、メリハリのある映像を表現できる。液晶画面は、携帯電話で最…

【ケータイラボ】薄さ9.9mmのストレート・ケータイ「D703i」

「D703i」は、薄さ9.9mmを実現した超薄型ストレートケータイ。コンパクトなボディながらも、ボタンの押しやすさなどの使い勝手にもこだわりを持って設計されている。「D703i」は、どんな操作中でもキーロックできる専用プロテクトキー「…

【ケータイラボ】au初のテレビ電話対応機種「W47T」

持ち歩いてさっと使う携帯電話にテレビ電話なんて必要なのかなぁと最初は思ったものだ。カップルや親子同士などではアリなんかなぁなどと思ったりもしていた。しかし、知り合いの聴覚障害者がテレビ電話機能を利用して手話で会話してい…

【ケータイラボ】最大800kbpsまで対応!W-OAM typeG対応通信端末「AX530IN」

「WX530IN」は、PHS高度化通信規格であるW-OAMをさらに高速化した「W-OAM typeG」に初めて対応したカード端末。2007年春より発売の予定。「AX530IN」は、PHS端末としては初めてQAM(Quadrature Amplitude Modulation:直交振幅変調)に…