「るろうに剣心」が主演・佐藤健で実写映画化!「龍馬伝」コンビが人気作に挑む!


 あの伝説の剣客マンガ「るろうに剣心」がついに実写映画化する。そして、主人公の緋村剣心役には、「仮面ライダー電王」で注目を集めてから次々とドラマやCMなど活躍の場を広げている佐藤健が抜擢された。

 「るろうに剣心」は、1994年から1999年に「週刊少年ジャンプ」で連載された剣客マンガで、全28巻の単行本の累計発行部数は5,000万部を超える大人気作品。明治維新の時代、「人斬り抜刀斎」として恐れられた伝説の剣客・剣心が、維新後は「不殺(ころさず)」を誓い、流浪人として全国を旅する。そして、神谷薫との出会いや、同じ激動の時代を生き抜いた宿敵たちとの戦いを通じて、罪を償うための答えと新たな時代での生き方を模索していく物語である。

 実写映画化の企画は、今まで何度となく持ち上がってきたが、全28巻の原作を映像化することは至難を極め、なかなか実現には至らなかったそうだ。今回の実現までには、3年ほど前から準備を始めていたようだ。

 また、今回、実写映画化が実現したのは、主演の緋村剣心役を演じる佐藤健の存在が大きかったようだ。人気マンガの実写化ということでキャスティングに難航していたが、佐藤のルックス、背格好はまさに剣心そのものということで抜擢。実写映画化が実現した。プロデューサーの松橋真三は、佐藤について「剣心というキャラクターは、過去の業を引きずりながらも、愛くるしい笑顔が魅力で、週刊少年ジャンプの中でももっとも愛された作品のひとつで、女性読者も多かった。自らの宿命と対峙しながらも、決して暗くならず、まわりを安心させる笑顔ができる役者は、いま佐藤健しかいない。」と話す。

 大河ドラマ「龍馬伝」に岡田以蔵役で出演した佐藤だが、実はそれより以前に映画『るろうに剣心』のオファーは来ていた。佐藤は「「龍馬伝」で演じた岡田以蔵役では、心を無にして以蔵という役を生きることに集中していましたが、今回の剣心という役は、原作のある作品で、誰もが知っているキャラクターだからこそ、役を生きるだけでなく、“見せる”演技が問われていると思います。ディテールにもこだわって、スタッフさんと剣心像を作っていきたいと思います。一生懸命頑張りますので、ぜひ期待してください!」と語っている。

 今作の監督は「龍馬伝」の大友啓史が務める。大友は「佐藤さんとは「龍馬伝」で信頼しあってやってきた仲。今回は彼の魅力をさらに引き出すべく、“人斬り”の業にこだわって、芯強く生きる剣心をお見せしたいですね。」と意気込みを語る。また、原作の世界観を維持しながら広げていくために、スタッフには原作ファンを入れて撮影をしているようだ。そのファンたちの反応も、場面毎に歓喜の声があがるなど、上々の様である。大友と佐藤の「龍馬伝」コンビが、どのような“るろ剣”を生み出すのか見物である。

 映画『るろうに剣心- 明治剣客浪漫譚 -』は、2012年公開予定。


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