「転職できる力」養成講座 その7 : 『すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術』
(情報提供元:キャリアデザインセンター)
「紙1枚」でシンプルに考える力
本日は、「紙1枚」でシンプルに考える技術として注目されている一冊『すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術』を紹介します。
著者は、企画書、レポート、プレゼンを「紙1枚」でまとめてしまう思考整理術を、
自動車、通信、金融など100社以上に導入してきた経営コンサルタント。
著者は、「どんなこともシンプルにまとめて、わかりやすく人に
伝えられる思考整理力があらゆる仕事のベースとなる」と言います。
たとえば、転職にあたって、
・「話がわかりにくい」といわれる、もしくはその自覚がある
・資料づくりに時間がかかり、しかも量が膨大になる
・論理的にモノごとを考えるのが苦手
ということであれば、本書で紹介されているシンプルに考える「紙1枚」
フォーマットは役に立つはず。
仕事も、プレゼンも、経営も、すべて紙1枚にまとめることで、
効率は劇的にアップするということなのですが、
じつは仕事を「紙1枚でまとめる」というやり方は、
トヨタをはじめ、マツダ、東芝といった有名企業では、常識中の常識です。
たとえば、“トヨタでは「書類は紙1枚で!」は文化です“といわれるくらい、
報告書から提案書まで、あらゆることを紙1枚でまとめることが徹底されています。
また、東芝のグループ企業では「TOP A3」といって、
クライアント先への提案書をA3用紙1枚でまとめることが徹底されていたりします。
他にも、経営コンサルティング会社のマッキンゼーには、
「ピラミッド・ストラクチャー」と呼ばれる「紙1枚」で
プレゼンのストーリーラインをまとめてしまうフォーマットがあります。
「紙1枚」でまとめると、相手の時間にやさしい
なぜ、トヨタをはじめするこれらの企業では、仕事を「紙1枚」でまとめるフォーマットを活用するのか。
それは、きちんとポイントを絞り、要点をかいつまんでモノごとを整理していけば、
企画や資料、報告書は必ずコンパクトにまとめられるからです。
それができていないというのは、
整理する「思考力」が足りていないということになります。
トヨタが紙1枚で資料をつくらせるのは、
まさに整理する力が社員たちの総合的な「仕事力」を培うベースだからに他なりません。
仕事のステージが変わるほど、仕事のスケールが大きくなればなるほど、
稼ぐようになればなるほど、時間の重要性が増してくるものです。
こうした観点からすると、転職に向けて必要なスキルを身につけ、
自分がデキる人になることも重要ですが、同じくらい、他者の時間に配慮したいものです。
そのために重要になるのが、思考整理力です。
何の準備もせずに報告するのではなく、紙1枚にまとめて伝えるだけで、
短時間で、かつ相手にとってわかりやすい報告になります。
では、どうすれば、相手に負担をかけず、
短時間で簡潔に伝わる報告や提案ができるようになるのか。
本書では、あらゆる仕事のシーンで使える「紙1枚」で仕事をまとめてしまう
7つのフォーマットが紹介されています。
本書で仕事のベースとなる思考整理力を磨き、ぜひ転職力アップを実現してください。
■関連リンク
・「転職できる力」養成講座 目次
・「転職できる力」養成講座 その6 : 『仕事ができる人、会社に必要な人』
・「転職できる力」養成講座 その5 : 『東大卒でも赤字社員 中卒でも黒字社員』
・「転職できる力」養成講座 その4 : 『カリスマ同時通訳者が教えるビジネスパーソンの英単語帳』
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