1000人以上のファンが興奮。『カンフー・パンダ2』LAプレミア開催!


5月22日(ロサンゼルス現地時間)、ハリウッドのチャイニーズシアター前で3D映画『カンフー・パンダ』のLAプレミアが行われた。声優を務めた、ジャック・ブラック、アンジェリーナ・ジョリー。ダスティ・ホフマン、ジャン=クロード・ヴァン・ダムが登場し、集まった1000人以上の観客からは激しい歓声があがった。さらに、アンジェリーナ・ジョリーは、ブラッド・ピットを同伴。ジャン=クロード・ヴァン・ダムは、息子と娘を伴って登場し華を添えていた。また、イギリス、日本など世界各国から多くの報道陣が集まり、本作への注目度が高まっていることが分かる。

本作は、全世界で大ヒットを記録した『カンフー・パンダ』の続編。伝説の龍の戦士ポーは平和の谷を守るために有能なカンフーの達人たちのタイガー、モンキー、ヘビ、ツル、カマキリの<マスター・ファイブ>と共に暮らしていた。しかし、自らもカンフーの腕を磨いていたポーの人生を待ち受けていたのは、新たなる敵だった。敵の陰謀を阻止するには、ポーの出生の秘密が関係していた…。助かる道はただ一つ。ポーはシェン大老を倒し、平和を取り戻せるのか。

主人公、ポーは相変わらず食いしん坊で子供のようだが、カンフーの腕は上達しており、前作よりもクールなアクションシーンを観ることが出来る。さらに本作は、3Dで楽しめるとあって、スリル満点の仕上がりとなっている。合間に笑いの要素が散りばめられているのも魅力のひとつだ。

英語版でポーを演じるジャック・ブラックは、本作のテーマについて「自分自身に正直でいること。そして、今を大切にすること。過去や未来にとらわれずに、今を大切にすることが、心の平和を得るための秘訣だよ。それが、主なテーマで、持って帰ってもらえるメッセージなんだ。」と語った。また、日本語版で主役を務める山口達也については、「イエス!僕の仲間だ!(彼が映画のPRを頑張ってくれるように)願ってるよ。タツヤ!タツヤ!ポーのシャツを着ているといいな。なぜって彼は、前に会った時、「こいつを見てくれよ。この役者は、映画の宣伝をするのにカンフー・パンダのTシャツを着ているんだぜ」って、僕のことをからかったんだよ(笑)。彼もカンフーパンダのシャツを着ているべきだね。さもなければ・・・僕は脅かしてるわけじゃないよ(笑)。」とジャック・ブラック流のシャレの効いたコメントをした。また「ハロー、日本のファンのみなさん。『カンフー・パンダ2』を見に行って下さい。一作目よりもさらにいいんですよ。みなさんとみなさんのご家族に、僕の愛と支援の気持ちをお送りします!」と日本のファンへ向けてメッセージも残してくれた。

ジャックがにぎやかならば、ポーの師匠、シーフー老師を演じた、ダスティン・ホフマンも負けていない。見どころを聞くと「僕が出ているところすべてだよ(笑)」と話し、会場から笑いを誘った。

製作スタッフによると、この映画の核となる部分は、やはり主人公の“ポー”の存在のようだ。「僕らはカンフーマスターになるパンダじゃないけれど、秘めた夢や感情は誰でも持っている。だが、理由はいろいろあるけれど、人に“お前には無理”と言われれば、本当にやりたいことをやれなくなるものだよ。ポーというキャラクターも脆さがあるけれど、彼は、決して諦めないことで最終的には成功する。」と話す。達人になっても感情的な部分やドジな部分が残っているポーに自分を重ねあわせ、そして、その諦めずに頑張る姿に勇気がもらえる映画のようだ。

「わかりきったものなんて、この映画にはいらない」この掛け声の中、ドリームワークス史上最高作品となるべくして『カンフー・パンダ2』は製作された。全世界が注目する本作に登場するヒーローたちは、特別な存在ではない。誰だってヒーローになれる。観客にそんな感動を届けてくれる作品が今夏、日本に上陸する。

8月19日(金)より 新宿ピカデリー他 全国デジタル3Dロードショー。

共有する

関連記事

【世界のモバイル】モバイルブロードバンド天国へ!海外で進む高速サービスにみる日本との格差

日本の携帯電話は世界でも最も進んだサービスを提供しているといわれている。ところが海外に目を向けてみれば、日本にはない便利なサービスが多く存在している。特に2006年から各国で開始されている「モバイルブロードバンド」は日本に…

【ケータイラボ】「極める」ケータイ登場!ドコモ 703iシリーズ発表会レポート

NTTドコモは20071月16日(火)、都内 代官山ヒルサイドテラスにおいて、携帯電話端末の新モデル「FOMA 703iシリーズ」など10機種を発表した。FOMA 703iシリーズは、スタンダードな機能を持ちつつデザインにも注力した個性的なモデルと…

【世界のモバイル】SIMロック販売の真実 - こんなに違う海外と日本の実情

最近、日本ではSIMロックやインセンティブ販売についての議論を多く見られるようになった。総務省が「モバイルビジネス研究会」でSIMロック制限について検討をはじめるなど、携帯電話の販売方法についてユーザーに選択肢を与えようとい…

【ケータイラボ】auから久しぶりのパナソニック端末「W51P」登場

以前は筆者もauのパナソニック端末を使っていたことがある。しかし、いつのまにかauのラインナップからパナソニック端末が消えていた。5年ぶりで、auにパナソニック端末が復活したのだ。筆者の住む大阪はパナソニックファンが多いだけ…

【アキバ物欲】超便利アイテムも登場! 携帯電話グッズ特集

携帯電話の春モデルが各社から一斉に発表された。携帯電話は、今や私たちの生活に必要不可欠なアイテムとなっているとおり、年を追うごとに多機能化している。本体機能の高機能化にあわせて、携帯電話のサプライメーカーも、携帯電話を…