KDDI、au向けツインカメラ+3D液晶搭載Androidスマートフォン「AQUOS PHONE IS12SH」を発表



au向けにもツインカメラ+3D液晶の「AQUOS PHONE」が登場!

KDDIおよび沖縄セルラーは、17日、今夏に発売する予定の新モデル「2011年夏モデル」の発表会を行い、Android 2.3(開発コード名:Gingerbread)を搭載し、ツインカメラと裸眼3D液晶を搭載したスマートフォン「AQUOS PHONE IS12SH」(シャープ製)を発表しています。

AQUOS PHONE IS12SHは、ドコモ向けに発表済みで、20日にも発売予定の「AQUOS PHONE SH-12C」とほぼ同じ兄弟機種で、大画面の視差バリア方式による裸眼3Dに対応した約4.2インチqHD(540×960ドット)の静電容量式マルチタッチ対応高精細NewモバイルASV液晶と、3Dコンテンツをより簡単に作成できる3Dツインカメラを搭載したモデルとなっています。基本性能も高く、1.4GHz高性能チップセットを搭載し、本体メモリーに、ROM2GB、RAM512MBを搭載し、快適に操作可能です。

また、ディスプレイは、解像度が高まったことで、従来のモデルよりもさらに立体感のある表現を楽しめる3D液晶になっており、輝度の低下やクロストーク(二十映り)の発生を抑えた美しい3D表示を実現しています。さらに、縦横比が16:9のqHDサイズを採用したことで、ハイビジョン(HD)サイズの動画を画面ぴったりに表示して閲覧できるようになっています。

3Dツインカメラは、人間の目と同じように2つのレンズを平行に並べることで視差を発生させ、立体感のあるリアルな3D撮影が可能な2つの805万画素CMOSカメラを搭載し、動きのある被写体でもシャッターを1回切るだけの簡単な操作で3D撮影できます。また、画像処理エンジン「ProPix」によって、デジタルカメラ同様のハードウェアによるノイズ除去が可能になり、クリアで美しい画像を実現。

2D/3Dファインダーの切り替えも撮影中にファインダー上部のアイコンをタッチすると、2D撮影と3D撮影を簡単に切り替えられ、2D撮影中に、3D撮影に適した被写体を捉えると、アイコンの色が変わってお知らせする「3Dジャッジ!」機能にも対応。他にも、魚眼カメラ、ミニチュアライズカメラ、ワンタッチシャッター、バーコードリーダー、名刺リーダーなどのカメラ機能に対応しています。

さらに、約31万画素(VGAサイズ)のインカメラを搭載し、自分撮りをする際にも便利で、写り方を確認しながら撮影可能となっています。

撮影した3D動画や静止画は、HDMI経由で、大画面3Dテレビに出力して楽しむことも可能となっています。また、DLNAにも対応し、ホームネットワーク対応機種同士でコンテンツを共有して楽しむことが可能です。

おサイフケータイや赤外線(IrSimple)、ワンセグ、文字入力システムに「iWnn IME-SH edition」、歩数計、方位計、緊急地震速報、Wi-Fi(IEEE802.11b/g/n準拠)、Bluetooth(ver3.0+EDR)、通信方式にCDMA 1X 2000、GLOBAL PASSPORT CDMA、WIN HIGH SPEED対応、ジャイロセンサー、照度センサー、近接センサー、GPS、3.5mmイヤホンマイクジャック、ドキュメントビューア、アウトラインフォント4種類(モリサワ・新ゴR、モリサワUD新ゴM、LC明朝、SHクリスタルタッチ)およびAndroid標準フォント(Droid Sans)、1240mAバッテリーなどに対応しています。

@ezweb.ne.jpドメインのEメールやCメールに対応しており、EメールおよびCメールは、保存容量が送信1000件、受信2000件、Eメール添付ファイルは、送信合計2MBまで(最大5件)、受信合計2MBまでとなっています。

端末カラーバリエーションは、アイスホワイト、ディープブルー、レッド×ブラックの3色を用意。サイズが約64×130×12.5mm、質量がg。

S-MAXでは、別途、発表会での端末レポートを予定しています!

基本スペック
商品名AQUOS PHONE IS12SH
メーカーシャープ株式会社
サイズ約64 (W) ×130 (H) ×12.5 (D) mm
重量約145g
連続通話/待受時間約480分/約280時間
プラットフォームAndroid

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