不動産情報サイト「HOME’S」を運営するネクストが、被災地の方へ「住宅情報支援サービス」を開始


 3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震によって被災した地域では、被災者のために必要となる住宅が20〜30万戸と予測されている。日本最大級の住宅不動産情報ポータルサイト「HOME’S」と日本最大級の地域コミュニティサイト「Lococom」を運営する株式会社ネクストは、これら2つの運営サイトにおいて被災者に向けた住宅情報支援サービスを開始すると発表した。

 住宅不動産情報ポータルサイト「HOME’S」では、被災者を対象とした優遇賃貸物件の情報を提供する「HOME’S 住まい探し支援特集(仮称)」を3月末から開始する予定。敷金礼金無料、保証金不要、仲介手数料無料、フリーレントや、家賃減額等の支援内容を含む物件の情報提供を予定している。なお物件情報転載に関する費用は一切無料とし上記条件を満たし提供してくれる不動産会社を全国より募集する。(詳しくはこちらから http://www.homes.co.jp/sien )

 また、地域コミュニティサイト「Lococom」では、物件のオーナー、シェアハウスの運営者、または自宅その他に空き部屋を持つ個人オーナーが、提供可能な空室の情報を登録できるコーナーを3月24日開催予定。(詳しくはこちらから  http://www.lococom.jp/ )

 今一番必要な物は何かとの質問に対して被災者の方々は、みな口々に家と答える。今回の大地震で何十万人の方々が家を津波にのまれ、ほとんどの方が避難所で暮らしている。知らない人たちと生活を共にし、プライベートの空間もなくストレスもたまってきているだろう。これら住宅情報支援サービス開始により被災者の方々へ一日も早く安心して暮らしていただけるように、一人でも多くのご協力をお願いしたい。

■関連リンク
 ・住宅不動産情報ポータルサイト「HOME’S」
 ・地域コミュニティサイト「Lococom」

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