人気ユニット「スフィア」が映画『エンジェル・ウォーズ』の日本語吹き替えに挑戦


人気声優ユニット「スフィア」が、映画『エンジェル・ウォーズ』(4月15日公開)の日本語吹き替えを担当することになった。

作品は、5人の少女たちが人類の未知の領域(空想世界)で戦う予測不可能な世界を描くバトルアクション超大作。昨年12万6000人以上が参加した、カリフォルニア州サンディエゴで開催されるコミコン・インターナショナル (Comic-Con International)で初お披露目され、「予想を超える映像に驚け(You will be unprepared)」という警告通り、セーラー服の美少女が日本刀を振り回し、サムライ型の武装ロボット、第一次世界大戦時のドイツ兵ゾンビたち、火を吐くドラゴンとの壮絶な戦いを繰り広げる驚異的な映像世界に多く拍手と歓声が注がれた。

「スフィア」は、寿美菜子(「けいおん!!」琴吹 紬)、高垣彩陽(「機動戦士ガンダム00」フェルト・グレイス)、戸松遥(「イナズマイレブン」久遠冬花)、豊崎愛生(「けいおん!!」平沢 唯)の、それぞれが超人気アニメ作品の声優を務める4人組のガールズユニット。

寿美菜子は、苦しみを抱え自由を求めて戦う金髪の少女ベイビードール役(エミリー・ブラウニング)。高垣彩陽は、陽気だが気高い意思を持つアンバー役(ジェイミー・チャン)。戸松遥は、脱走を夢見ながらも臆病なロケット役(ジェナ・マローン)。豊崎愛生は、仲間にとても誠実でタフなブロンディ役(ヴァネッサ・ハジェンズ)の声をそれぞれ演じる。「スフィア」4人揃って、実写ハリウッド映画の吹き替え版声優を務めるのは今回初の試みとなる。

「スフィア」が売り出すCDは全てチャート上位にランクイン。ライブは常にソールドアウトで、昨年のツアーは全国の劇場で3D生中継が行なわれる。そして声優アーティストとして最速記録となる、デビュー以来わずか1年半で日本武道館での単独ライブを大成功させ、まさに今社会現象とも言えるほど。実力と人気を兼ね備えた「スフィア」とハリウッドのトップ女優を目指す次世代スターたちとのコラボレーションにより最強のエンジェルたちが誕生する。

各メンバーのコメントは以下の通り。

寿美菜子(ベイビードール役/エミリー・ブラウニング)
今回、ベイビードールの吹替えをしたのですが、この役は大きな挑戦でもありました。映画では、こんなに女の子たちが出てくる作品は初めてでしたし、やり終えた時は完全燃焼でこの役をやり切ることが出来ました。

高垣彩陽(アンバー役/ジェイミー・チャン)
すごく期待値の高い作品と周りからも聞いていましたし、個人的にも吹替えは憧れの強い世界なので、スフィアのメンバーで出来た事、そしてスイートピー役の甲斐田裕子さんと一緒にお仕事できたことはとても勉強になりました。アンバーを通して、この作品の世界に入れたことを感謝しています。

戸松遥(ロケット役/ジェナ・マローン)
初めての吹替えがロケットで良かったと思いました。スフィアのメンバーからも、スイートピー役の甲斐田裕子さんからも吸収することが多く、とても良い経験をさせて頂きました。なによりも、楽しく参加することが出来きました。

豊崎愛生(ブロンディ役/ヴァネッサ・ハジェンズ)
大好きなヴァネッサ・ハジェンズが演じたブロンディ役を吹替えることが出来てとても嬉しかったです。ヴァネッサは映画の中でもとってもチャーミングで、とっても魅力的な女優さんなので私も素敵なお芝居が出来るように一所懸命がんばりました。

映画『エンジェル・ウォーズ』は4月15日(金)から、丸の内ピカデリー他全国ロードショー。

■関連リンク
『エンジェル・ウォーズ』公式サイト

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