松本人志監督の『さや侍』とは、どんな映画なのか?
まずは、解禁されているあらすじやスタッフの情報をおさらいをしてみよう。
【ストーリー】
「鞘しか持たない侍とその娘、30日間の戦い??。」
とあることがきっかけで、自ら侍として戦うことを拒絶し、刀を捨てた野見勘十郎。そんな父を軽蔑し反発する娘たえ。二人は行くあてもない流浪の旅を続けていた。無断で脱藩した罪に問われていた勘十郎には懸賞金が掛けられていた。次第に追い詰められた勘十郎は遂に捕らわれるのだが、捕まった藩の殿様は相当な変わり者として世に名を馳せていた。殿様の眼前に連行された勘十郎は、《30日の業》に処されるが、それに成功すると無罪放免になると言う・・・。
【出演】
野見隆明、熊田聖亜、板尾創路、柄本時生、りょう、ROLLY、腹筋善之介、清水柊馬、竹原ピストル、伊武雅刀、國村隼
写真を見ると、何やら役人に捕まって裁きを受けているような写真が多い。これがいわゆるあらすじにある脱藩の罪で捕まったところなのだろう。しかし、一緒に解禁された大砲の写真は一体どの様な場面なのだろう。さや侍の勘十郎が裸らしき姿で大砲に乗っている。懐かしの「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」の人間ロケットの様に飛ばされてしまうのだろうか。それにしては娘のたえは父を心配するような様子もない。一体どういうことなのか――。
謎の映画『さや侍』、松本人志監督が初の時代劇、そして、“父親”になってから初の映画ということで、今までとは異なる何かがあることを期待させられる。そして、偉大なる素人の野見隆明の演技はどれ程のものなのか。6月11日(土)全国ロードショーとなる。
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