自宅が圏外の人に朗報!超小型基地局「フェムトセル」が包括免許でぐっと身近になる
包括免許でフェムトセルがより身近に |
総務省は3月9日、NTTドコモなど携帯電話4社から申請されていた超小型基地局(フェムトセル)の包括免許について「免許を与えることが妥当」との答申を受けたことを発表しました。
フェムトセルとは、家庭などのブロードバンド回線に接続する超小型の携帯電話基地局で、自宅などの極めて狭い範囲をスポット的に携帯電話のエリアにすることができ、自宅が圏外という状態を改善することができます。
今回の申請ではNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルの各社がフェムトセル包括免許の申請を行っており、いずれも包括免許を与えることが適当と答申されました。
携帯電話各社は、NTTドコモが「マイエリア」、KDDIが「auフェムトセル」、ソフトバンクモバイルが「ホームアンテナFT」という名称でフェムトセルを提供していますが、現状ではフェムトセル1台ごとに免許申請の手続きが必要になるため、設置まで数ヶ月を要していました。包括免許を取得することでこの期間が短縮され、より多くのユーザーが手軽にフェムトセルを利用出来るようになることが見込まれます。
自宅ではスマートフォンをWi-Fiで利用するというユーザーが多いと思いますが、Wi-Fiだけでは携帯電話として使うことはできないので、このフェムトセルに関わる動きはスマートフォンユーザーも注目していていいでしょう。
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・報道資料 (総務省)
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