NTTドコモ、春のスマートフォン&タブレット新モデル「MEDIAS」「Xperia arc」「Optimus Pad」を発表



ドコモが魅力的な新スマートフォンを正式発表!

NTTドコモは本日13時より行った新商品発表会にて、NECカシオ製スマートフォン「MEDIAS N-04C」、ソニーエリクソン製スマートフォン「Xperia arc SO-01C」、LGエレクトロニクスジャパン製タブレット「Optimus Pad L-06C」の3機種を正式発表しました。

このうち、MEDIAS、Xperia arcは3月4日から全国のドコモショップで予約開始となります。MEDIASは3月15日、Xperia arcは3月24日、Optimus Padは3月下旬発売となります。

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今回発表の3機種はスマートフォン2機種、タブレット1機種となりました。

●「MEDIAS N-04C」(NECカシオ製)

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 MEDIAS N-04Cの特徴は以下の通りです。

・厚さ7.7mmと超薄型。
・おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線など日本の携帯ならではの機能を搭載。
・Android OSのバージョンは2.2。夏に2.3にバージョンアップ予定
・今後発売のモデルで、防水への対応を検討(詳細未定)。

●「Xperia arc SO-01C」(ソニーエリクソン製)

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 Xperia arc SO-01Cの特徴は以下の通りです。

・厚さ8.7mm、弧を描くデザインの薄型モデル。
・モバイルブラビアエンジン搭載で高画質。
・FMラジオ機能搭載。
・HSDPA14Mbpsに対応(ドコモのサービス開始は6月以降)。
・Android OSのバージョンは2.3。
・今後発売のモデルで、おサイフケータイへの対応を検討(詳細未定)。

●「Optimus Pad L-06C」(LGエレクトロニクスジャパン製)

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 Optimus Pad L-06Cの特徴は以下の通りです。

・8.9インチ大画面のタブレット端末
・1GHz Dual-Coreプロセッサを搭載
・2眼カメラ搭載で3D撮影可能
・Android OSのバージョンはタブレット専用の3.0。
・ステレオスピーカー搭載
・音声通話非対応

 その他、スマートフォンサービスが大幅に拡充されることも発表されました。

●スマートフォンサービスの拡充

・コンテンツ決済サービスAndroidマーケット対応
 ソフトバンクモバイルに続き、spモード対応Android端末全てで3月下旬以降、有料アプリの代金をドコモの携帯電話料金と一緒に支払うことができるようになります。対応コンテンツは日本円で販売されているアプリのみです。

・「電話帳バックアップ」の提供
 スマートフォンの電話帳データをドコモのサーバーで自動バックアップし、本体にリストア(データを戻す)することができるようになります。また、iモードの「ケータイデータお預かりサービス」からの電話帳データ移行が可能になります。まずは今回発表の3機種から提供され、順次他機種に拡大とのことです。

・基地局データを活用した位置情報提供
 ドコモの基地局データを利用しておおよその現在地を通知できます。spモード対応Android端末全てで3月下旬対応です。

・spモードのデータプランへの対応
 ドコモの「定額データプラン」などデータ通信専用料金プランでは今までISPはmoperaUしか対応していませんでしたが、新たにspモードも対応します。これまでタブレット端末購入時データプランで契約してしまうと、spモードメールが使えませんでしたが、今後はspモードメールやコンテンツ決済サービスなども使えるようになります。3月15日からの新料金プランも対応で、3月中旬からのサービス開始となります。

・BeeTVのスマートフォン対応
 iモードで大好評の動画コンテンツ「BeeTV」が3月24日よりspモード対応の全てのAndroid端末で見られるようになります。料金は月額315円。動画の閲覧は専用アプリを使って行うことになります。

新商品発表会にはs-maxライター陣が出席していますので、今後詳細なレポートをお送りします。どうぞお楽しみに!

最後に、新しく発表された3機種の仕様をまとめつつ、比較しておきます。

新機種仕様比較
機種MEDIAS(N-04C)Xperia arc(SO-01C)Optimus Pad(L-06C)
発売日3月15日(3月4日予約開始)3月24日(3月4日予約開始)3月下旬
OSAndroid OS 2.2(夏に2.3バージョンアップ予定)Android OS 2.3Android OS 3.0
サイズ(幅×高さ×厚さ)/重さ62×127×7.7mm(最厚部8.7mm)/約105g63×125×10.9mm(最厚部11.4mm)/約118g243×150×12.8mm(最厚部14.1mm)/約620g
連続通話時間/連続待受時間約250分(3G・GSM共に)/約360時間(3G)・約220時間(GSM)約340分(3G)・約390分(GSM)/約360時間(3G)・約220時間(GSM)約900時間(3G)・約750時間(GSM)
ディスプレイ約4.0インチ/横 480×縦 854ドット・フルワイドVGA/TFT液晶/262,144色約4.2インチ/横 480×縦 854ドット・フルワイドVGA/TFT液晶/16,777,216色約8.9インチ/横 1280×縦 768ドット・ワイドXGA/TFT液晶/16,777,216色
メインカメラ有効画素数約510万画素CMOSカメラ(記録画素数約500万画素)有効画素数約810万画素CMOSカメラ(記録画素数約800万画素)有効画素数約510万画素CMOSカメラ(記録画素数約500万画素)
サブカメラ--有効画素数約200万画素CMOSカメラ(記録画素数約120万画素)
外部メモリ(推奨容量)microSD/microSDHCメモリカード(最大32GBまで)microSD/microSDHCメモリカード(最大32GBまで)非対応
本体カラーメディアスブラック/メディアスホワイトミッドナイトブルー/セラミックシルバー/サクラピンクマットブラック


記事執筆:こば(小林健志)



■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
ドコモ スマートフォンの新モデル3機種を開発(NTTドコモ報道発表資料)
各機種の主な特徴および仕様(NTTドコモ報道発表資料)
スマートフォン対応サービス・機能などの拡充について(NTTドコモ報道発表資料)

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