moperaU契約無しでMzoneが使える!Androidスマートフォンでspモード公衆無線LANオプションを試す【レビュー】



spモードオプション契約でMzoneを使おう!

既報通り、本日9時よりspモードWi-Fi対応が開始され、spモードメールのWi-Fi送受信が可能になりました(詳細はこちらをご覧下さい)。

また、同時にspモード公衆無線LANサービスが開始されました。今まではmoperaUと契約していなければドコモの公衆無線LANサービスMzoneを使えなかったのですが、今後はspモード契約があれば、オプション金額315円を支払うことにより(2月1日〜4月30日のキャンペーン期間中に申し込むと1年間無料)、moperaU契約無しでMzoneを使えるようになります。

今回は詳しい設定方法について見てみます。そして、スマートフォン以外の端末でMzoneを使えるかどうかを調べてみました。

spモード公衆無線LANサービスの対応端末はXperia(SO-01B)、LYNX(SH-10B)、GALAXY S(SC-02B)、GALAXY Tab(SC-01C)、LYNX 3D(SH-03C)、REGZA Phone(T-01C)、dynapocket(T-01B)、T-01A、SC-01Bとなります。使用するためにはドコモショップなどでの申込が必要です。ドコモスマートフォンを購入と同時に加入したい場合のみ、量販店などでも申し込めます。

申し込みが完了すると、SSIDとWEPキーをショップで教えてもらえます。しかしMzoneに接続するためのIDとパスワードは自分で調べる必要があるため、一手間必要です。

sp_lan01

申込が完了したら、まずは必ず無線LANを切った状態で、spモードメールサイトから飛べるspモードメール設定の下部分にある「各種設定へ」をタッチし、「spモード各種設定サイト」を表示します。ここから「公衆無線LAN設定」をタッチします。

sp_lan02

公衆無線LAN設定の画面で「確認」をタッチすると、公衆無線LANIDとパスワードが表示されますので、このIDとパスワードを紙などに控えておいて下さい。なお、「変更」をタッチすれば好きなIDとパスワードに変更することも可能です。

sp_lan03

ここまで終わったら、Mzoneエリアに入り、無線LANをONにして、SSID「docomo」で接続を試みます。ショップで教えてもらったWEPキーを入力しましょう。

sp_lan04

ブラウザを立ち上げると、ログイン画面になります。新たにspモードかmoperaUかを選ぶラジオボタンが付きましたので、spモードを選択します。するとIDは自動的に「-spmode@docomo」の部分が入力されますので、その前の部分を入力し、パスワードを入力して「ログイン」をタッチしてみましょう。

sp_lan05

左の画面が表示されればログイン完了です。新たにspモードのロゴが表示されています。右は実際にMzoneでドコモマーケットを表示させたところです。

sp_lan06

ここで、spモード公衆無線LANサービスのID・パスワードをスマートフォン以外の端末に設定してみてMzoneに接続できるかどうかを実験してみました。筆者が所有しているポータブルWi-Fi(BF-01B)にspモード公衆無線LANサービスのID・パスワードを設定してMzoneに接続できるかどうかを調べてみました。

【以下2月5日記事訂正】

sp_lan_teisei

なんと接続に成功しました。今後ドコモユーザーがパソコンやポータブルWi-Fi(BF-01B)でMzoneを使う場合はspモードかmoperaUのどちらかのISPと契約し、どちらかの公衆無線LANサービスに加入すれば、Mzoneを使えるということになります。

【当初は接続に失敗したとの記事を掲載しておりましたが、再度検証を試みた結果、接続に成功しました。検証不十分であったことをお詫びいたします。】

というわけで4月までに加入すれば1年間Mzoneが無料で使い放題になるので、ドコモスマートフォンユーザーとしては加入しない手はないと言えます。ぜひ、カフェや駅などで高速通信を味わってみてはいかがでしょうか?

記事執筆:こば(小林健志)



■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
spモードの機能を拡充(NTTドコモプレスリリース)

■関連記事
【今週のオススメ「iPhoneアプリ」特集:2011年1月30〜2月5日編】
”さぁ牛だ!”レトロゲーム空手道、キワモノセンスをまとって海外版「KARATE CHAMP」で復活【iPhoneアプリ】【iPadアプリ】
auスマートフォン「ISシリーズ」を支えた隠れたサービス?プロモーションサイト「IS Parade」が文化庁メディア芸術祭大賞を受賞
予備にも欲しい!携帯電話充電器でiPhoneやAndroidなどのスマートフォンが充電できる変換アダプタが発売【周辺機器】
KDDI、防水&おサイフケータイ対応Androidスマートフォン「REGZA Phone IS04」を2月10日に発売開始

共有する

関連記事

【世界のモバイル】モバイルブロードバンド天国へ!海外で進む高速サービスにみる日本との格差

日本の携帯電話は世界でも最も進んだサービスを提供しているといわれている。ところが海外に目を向けてみれば、日本にはない便利なサービスが多く存在している。特に2006年から各国で開始されている「モバイルブロードバンド」は日本に…

【ケータイラボ】このサイズでスマートフォン、ノキア「705NK」

昨年中に発売されそうだと予想されていたものの、結局年を越して発売になったのがノキア「705NK」である。Vodafone時代……ひとつ前に出た「804NK」が折りたたみモデルだったのに対して、今回のモデルはストレートモデルである。ウリはな…

【ケータイラボ】無線LAN内蔵!フルキーボード搭載ビジネスケータイ「X01NK/Nokia E61」

「X01NK/Nokia E61」は、無線LAN内蔵でフルキーボードを搭載したノキア製の法人専用ビジネスケータイ。発売時期は3月下旬以降を予定し、価格はオープンプライス。「X01NK/Nokia E61」は、ストレートタイプの本体に、無線LAN機能を内蔵…

【気になるトレンド用語】″FON″は無線LANの無料天国をつくれるか?

最近、ITニュースなどでも、盛んに"FON(フォン)"という無料で使える無線LANの話題をよく見かけるようになりました。無線LANはケーブルレスでネットに接続できる便利な方法ですが、どうやって"無料"になるのでしょうか?今回は、無料で…

【世界のモバイル】国境を越えはじめた通信サービス!日本以外の世界が繋がる「国際ローミング」の新しい潮流

普段自分が使っている携帯電話をそのまま海外に持ち出して利用できる、そんな便利なサービスが"国際ローミングサービス"だ。日本でも利用者が増えてきているが、海外の多くの国では何年も前から一般的なサービスであり、海外渡航時に携…