auケータイがWiFiルーターに変身!「NEX-Fi」が注目される理由
Androidが急拡大を続け、その重要な機能のひとつであるモバイルWi-Fiルーター機能のテザリングが注目されている。日本通信がスマートフォン用SIM「talkingSIM」を、イー・モバイルはAndroid端末をPocket WiFiの新機種として投入してきた。
すでにNTTドコモはモバイルWi-Fiルーター「HW-01C」という専用データ通信端末を投入しているが、「NEX-fi」は、au携帯電話に接続することでテザリング機能を実現するという今までと違う戦略を取っている。
KDDIは、スマートフォンでのSkypeに続き、au携帯電話ではこのテザリングで勝負をしかけることになる。
「NEX-fi」は、au携帯電話の18芯コネクター(ACアダプター用のコネクター)に接続するタイプの電池内臓小型無線ルーターだ。最近発売されている主なau携帯電話に対応し、携帯電話の利用料金のほかにISP利用料(au.NET利用料: 月額525円)が必要となる。パケット通信料は従量制だが、モバイルデータ通信定額対応機種だと、上限額が適用される。
使い方はau携帯電話の18芯コネクターに差し込み、、「NEX-fi」の電源を入れる。携帯電話は「データ転送モード」にする。すると、約30秒から50秒で自動的にパケットデータ通信接続が開始されるのだ。
無線LANはIEEE802.11b/gで最大7台まで同時接続できる。サイズは約35×64×13mm/約27.5gと携帯電話に接続するにはちょっと大き目だ。
利点はテザリング用に別回線を契約しなくてすむこと。いままで目立っていなかったKDDIの無線LANルーターが、「NEX-Fi」で巻き返しできるか。
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