KDDI、au向け電子書籍リーダ「biblio Leaf SP02」の発売日を発表!写真&動画でチェックする【レビュー】



電子ペーパー「E Ink」を採用した電子書籍リーダ「biblio Leaf SP02」
電子書籍配信サービスである「LISMO Book Store」に併せ、その対応端末第一弾である電子書籍リーダ「biblio Leaf SP02」が発表された。2010年12月25日(土)から順次発売開始される。

「biblio」の名を冠してはいるが、フォックスコン製の電子書籍専門の端末となるこのデバイス。専用プランも用意され、PC不要のプラットフォームを採用している。本日の発表会では同端末の写真、ならびに動画を撮影してきたので続きでご覧あれ。

6インチディスプレイ、282g、読書にジャストなサイズ

”読書”のために作られた端末

ディスプレイは6インチ、SVGA(800×600)の電子ペーパー(E Ink)を採用し、日光下でもその可読性を発揮している。


日光下でも問題なし

背面はすっきり

モノラルスピーカーを搭載。画面はタッチパネルだがスタイラスでのみ動作し、操作は基本的にハードウェアキーで行うこととなる。microSD/microSDHC(最大32GB)に対応し2GBのmicroSDが付属する。


スピーカー部

上部


スタイラスは内蔵

側面には拡大縮小


前面下部にボタンが集中

microSDスロットは下部


充電時はLEDが点灯

バッテリ容量は1250mAhと小さめだが、電子ペーパーの採用などで1回の充電で13000ページ相当(約50冊)の閲覧が可能。SIMスロットはなく、専用プランのためSIMの差し替えなどでの利用は不可とのこと。


バッテリは1250mAh

3Gモジュールが見える


SIMスロットはない

製品にはブックカバーが付属し、中々の質感だった。厚手の人工皮革となっており、表面がプラスチックの同端末では傷の防止に役立つところだろう。ブックカバーをしても端末が薄いため、鞄にいれて持ち歩くのにはかさ張らないだろう。


ブックカバーが付属

カバーには刻印が


カバーをつけても薄い

日光下では液晶よりみやすい

最後にGALAXY Tabと比べてのサイズ感をみてみよう。ディスプレイは7インチとGALAXY Tabの方が約1インチ大きいものの、フットプリントはGALAXY Tabのが小さい結果となった。厚みに関してはスペック上でもbiblio Leaf SP02の9.8mmに比べGALAXY Tabの12.1mmとなっており実際には約2mmほどの違いなのだが持った感じは大きく違うように思われた。

動画で見る「biblio Leaf SP02」
動画でその動作を確認してみよう。トップとなる画面から実際の閲覧までと、「LISMO Book Store」での書籍の購入を動画に納めたので、以下YouTubeをご覧頂きたい。



「biblio Leaf SP02」は専用プランが用意され、誰でも割シングルに加入、2年契約の場合は月額525円で使い放題となる(※書籍の代金は別)。尚、基本的な端末スペックは以下の通り。

商品名biblio Leaf SP02
通信方式CDMA 1X EV-DO Rev.A (CDMA 1X WIN)
無線LANインターフェースIEEE802.11 b/n/g
サイズ約198×129×9.8mm
重量約282g
連続閲覧約13,000ページ
カラーホワイト
ディスプレー電子ペーパー
画面サイズ約6.0インチ
画面ドット数SVGA (800×600)
本体メモリー2GB
外部メモリーmicroSD™/microSDHC™メモリーカード
同梱品ACアダプター、ブックカバー、スタイラスペン、USBケーブル (試供品)


記事執筆:29a


■関連リンク
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